この記事の内容は、私自身がACである事に起因しているので、他のカサンドラさんに当てはまりません。
旦那に怒って、言葉を投げているとき、
旦那にこうしてほしい、こうしてほしかった、
と訴える時、凄く虚しい気持ちになります。
私は、旦那に干渉しないことを求めているくせに、
どこかで干渉してほしがっているからです。
放っておいてほしい。
けれど、私の事は理解してほしい。
私の子供時代の闇が浮き上がってくるような感じです。
私は、四六時中親に監視を受け、干渉されてきました。
下着や洋服さえ自分で選んだ事もないような。
「私」という個性は親で塗りつぶされていました。
寝ているときもドアを何度も何度も開けて様子をうかがう親。
それを寝たふりをしてやり過ごす私。
泣くのはいつも一人で布団にくるまって。
たまに褒めてくれたかと思えば、その褒め方はお手すらできないと思っていたバカ犬がお手が出来たぞ!犬が両足で立ったぞ!あははすごーい!みたいな褒め方。
八つ当たりは当たり前。
両親はいつも緊張感が漂っていて、私は夫婦げんかに巻き込まれてばかり。
母の愚痴を聞き続け、両親の喧嘩の仲裁に入っていた。
綺麗でドラマのセットのような家。両親は頭もよくハイステータスな職業。
外からは恵まれて見えたかもしれない。
でも、壁に穴が開くような喧嘩をする両親。
母はヒステリックで、父はいきなり切れて暴力的な人。
家の中は、叫び声、鳴き声、怒鳴り声。
人の顔色を伺う癖はいまだにとれない。
人の態度が変化する瞬間を一ミリたりとも逃さないように。
小さなころから私はずっと、心で叫んでいました。
ほっといてほしい。
お願いだから、静かにしておいてほしい。
お願いだから、私に構わないでほしい。
でも、誰かに私は理解されたい。
旦那は私の問題に一切口を出してこない相手とどこかで知っていたんです。
昔から彼は、私自身の過去に一切干渉してこなかった。
私は、そのことがたぶんとても居心地が良かったんです。
旦那は特性ゆえに自分にしか興味がなかったから、
私に関心はあるけど干渉はしなかった。
心の穴を覗こうとする人がいなくなり、やっと監視されなくなった。
彼と一緒にいると、外で暮らし続けていた猫がやっとこたつで丸まれたような感じでした。
彼は思ったことを何でも言ってしまうし、嘘が下手。
もう、人の考えや表情を読まなくてもいい。
何かから解放された感じがしました。
何を血迷ったのか私にプロポーズしてくれた人は何人かはいたけど、「なんでこのひとにしたの?」と一番聞かれる人を選んだと思います。他の人達の方が職業やスペックや条件が良かったからです。
でも、世間の人達が結婚で気にするポイントを私はすっ飛ばして、彼を選びました。優しくて、親切で、仕事に一生懸命で、私に干渉しない人、私を全く見ていない人。
私自身にかなり問題がある事を、私は知っています。
それをすべて、旦那の問題に焦点を当てる事で逸らしている。
私はずるい。
確かに彼には問題はあるけど、私が一番変わるべきなんだろうな。
過去と現在が交錯して、とてもつらいです。