猫のトワくんは、
そらちゃんが帰ってくるのを
毎日、塀の上に載って待っていました
「早く帰ってこないかな。」
そらちゃんは、猫のトワくんと
一緒に暮らしている女の子です。
今日もお仕事に行ってます。
あっ、遠くにそらちゃんが見えてきました。
トワくんは、ゆっくり立ち上がると
塀の上で、大きな伸びをして
塀からぽん!っと飛び降りると、
「トワくん、ただいま~」
と、かけよってきた
そらちゃんの足に
ほっぺをスリスリして
うれしくて仕方がなくて、
そらちゃんの足のまわりを
ゴロゴロと喉を、鳴らしながら
まとわりついて歩きます。
「トワくん、
待っててくれてありがとう。」
そらちゃんは言いました。
そらちゃんのおうちは
石畳みの上の方にあります。
トワくんは、
そらちゃんの事をずっとみながら、
足早に
石の階段を上がっていきます。
そして、今日あった事を、
一生懸命話すのです。
ニャニャニャ、
ニャニャニャニャ
ニャニャニャニャ、
ニャニャニャ
たくさんお話しをするのを
そらちゃんは、
「うんうん、そうなんだ」
と、ニコニコうなずいて聞いてくれます。
おうちに着きました。
「ただいま~!」
「 にゃ~!」
一緒におうちにただいまを言います。
「おかえり~」
おうちがやさしく答てくれた気がします。
こうして
そらちゃんと、トワくんの
毎日は続いていきます。
これは、
大好きなトワくんと一緒に過ごした、
やさしくて、
かけがえのない日々をモデルに
書いたお話しです

