秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3     ~http://鷹の爪.jp は永遠に~ | ヤンジージャンプ・フェスティバル

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基本はシュミ日記です。
…遊びをせんとや生れけむ 戯れせんとや生れけん…
  

年末にゲットした「TOHOシネマズ1ヶ月無料パスポート」の恩恵をとことん受け尽くしたい…と、昨日に引き続き映画館へ…。


本日チョイスしたのは、大好きなこの作品。


先着特典で「0巻(のようなもの)」がプレゼントされる…ということもあって、公開したらすぐに観にいかねば…と思ってた矢先…


なんと本日!


実家近くの劇場で舞台挨拶&サイン会がある…という情報をゲット。


券が売り切れないよう…早めに家を出て、故郷へと向かいます…。


では、到着までの間に、作品のご紹介です………。



秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3 ~http://鷹の爪.jp は永遠に~

(C) 『秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE3』製作委員会

【チェック】


世界征服をたくらむ謎の秘密結社、鷹の爪団の活躍を独特のギャグセンスで描くFLASHアニメ『秘密結社 鷹の爪』シリーズの劇場版第3弾。


本編中の告白タイムやサブタイトルのネーミングライツなど、奇抜なアイデアを取り入れてきた前2作同様、本作でも観客参加型の仕掛けが満載。


同シリーズのファンだという『BALLAD 名もなき恋のうた』の山崎貴監督が、クライマックスに登場する兵器“博士の動く城”のキャラクターデザインと3DCGを手掛けたことでも話題を呼んでいる。




【ストーリー】

鷹の爪団のメンバーたちが長期休暇から戻ってくると、秘密基地が何者かの手で荒らされ、さらにレオナルド博士が連れ去られてしまったことが発覚。

その頃、国連ではアメリカ合衆国の新大統領オババが「核兵器の放棄」を宣言し、世界的な騒動になっていた。ある軍需企業を博士誘拐の黒幕と推測した鷹の爪団は潜入を試みるが……。

シネマトゥデイ様 より引用)


ここでももう何度も書いたような気がしますが…


このシリーズ大好きなんです。


前作の舞台挨拶の時だったかに「劇場版第3弾も制作予定」という情報を、作者のFrogmanさんから聞いて以来、ずーっと楽しみに待っていた作品。ようやく公開なのです。


この作品の面白さを言葉で伝えるのは、どうも難しいんだけど…。


うーん、何だろ…。


やっぱり一番の魅力は低予算なところでしょうか…。


…と、言ったところで、大抵の人は


「それのどこが魅力なもんか…」


と思うことと存じますが…。


…えーっと、この作品ってのは、そもそも作者のFrogman氏が


「作品の力さえあれば、個人クリエイターが低予算で創った作品でも、ニーズがあるはずだ。」


という信念の基に制作した作品。


平たく言ってしまえば


「どれだけ製作費をかけずに、面白い作品を創るか」


に挑戦した作品。


それゆえに、


スタッフは(金がかかるから)極力雇わず、できるだけ一人でやる。


映像は(金がかかるから)できるだけ同じ絵を使う。


声優は(金がかかるから)できるだけ自分一人でやる。


という、ほとんど「家内制手工業」な作品。


その手作り感覚が功を奏して、結果的に独自の世界観を表現するに至った…という奇跡的な作品なんです。


これをきいて


「…そんな貧乏くさい作品なんて、つまらなそう…」


と思ってしまった、アナタ!


そんなアナタはもう資本主義社会の奴隷っすよ!ドレイ!


何しろ、この作品ってのは、かの喜劇王チャップリンの名言、


「人生に必要なのは勇気と想像力、そしてちょっとのお金だ。」


という言葉を、作品で表現したまさに


「キング・オブ・コメディ」な作品なんですから…


うーん、大げさすぎてかえって良さが伝わらなくなってきたな……。


ようするにこの作品は


馬鹿馬鹿しくて面白いお話を、チープな映像とブラックなジョークで味付けしたアニメ。


です。


……なんだ、2行で説明できたや……。


まあ、気になる人はyoutubeとか公式サイト
(「works」をクリック!)とかで、昔の作品が観られますので、チェックしてみて下さい。


というわけで、もう身も心も期待でいっぱいになりながら観たこの作品でしたが……。


2010年に観た映画、暫定1位決定!




世界情勢を視野に入れた、意外にも社会派なストーリ…。


オープニングから、エンディングまで盛り込まれた、シュールで下らない脱力系ギャグ。


そして、要所要所で泣かせ所も盛りだくさん!


…という極上エンターテインメントムービーにすっかり酔いしれたのでありました。


…というわけで…。


僕も声優として参加しているこの作品。




※公式サイトより転載させていただきました。


 ちなみにエンドロールの「1万人の声優」の2画面目の右下です。




興味ある方は是非、劇場へ!