ネット上のドキュメンタリー 

現在あらゆる場面で、照明機器が蛍光灯からLED照明へ切換えが進む最中です。 この流れは、青色発光ダイオードの実用化なしではあり得なかった事です。

 

私は、電子パーツの販売店で「青色」の光を見た時、衝撃を受けました。 それは1個500円で、赤・緑・黄の10倍は超える価格でしたが、思わずに買い込んだものです。 青色発光ダイオードの実用化に至る経過については、私は知る機会が無かったのですが、この動画はかなり踏み込んだ説明があります。

 

 

 

ドキュメンタリーの内容について 

中村修二氏が青色発光ダイオードの実用化を実現した人である事は、広く知られています。 動画は彼がそれに成功する過程のドキュメンタリーです。 面白いのは、中村修二氏が最初の留学中に低ランクの人材の扱いを受け、生成用実験炉の修理しかさせてもらえなかったというくだりです。 しかし彼のその経験は、後に大きくプラスした様です。 ある程度の脚色があるとしても、彼が辿った道はドラマチックです。

 

知識が常に共有され得る現代です。 1990年前後、世界中の多くのラボで、研究者・開発者・学者達が「青色発光ダイオード」の実用化に挑戦し続けていたのですね。 実験的には非常に弱い発光で青色や紫色のLEDが出来ていたことが、動画の中で説明されます。 しかし、幾つかの壁が乗り越えられず、どのラボも「実用化」に近付けない状況が続き、中村修二氏だけが路を開くのです。

 

この動画は、大事な説明が早口で送られ、巻き戻し見が要る所もあります。 もちろん自動翻訳をONにしないと、私は内容が解らなかったと思います。 技術的な興味がない方は、長いので疲れてしまうかも知れませんが、再開した「プロジェクトX」でも採り上げそうな話です。

 

 

 

本編は以下です。