選択したアイコンの区別が不明瞭
Windows11 のデスクトップ上で、選択したアイコンの区別が不明瞭なのは、ほんとに心もとないです。
何かのバグか、私のPCのレンダリンクエラーなのか、デスクトップ上で選択したアイコンに突然に明瞭な太枠が出ました。 以前もあった事で、あれっOSのUpdateか?と思って再現テストをしていて、再びデスクトップの設定を弄ってしまった。
しかし、デスクトップの個人用設定の画面(上図)で間違うと、それまでの設定が全部リセットされ、忌まわしきWin11デフォルトになってしまいます。
私のいつもの設定
私のデスクトップのデザインは、いつも以下の設定に落ち着きます。
◎ デスクトップ背景色が単色(グレー系の淡色)
◎ デスクトップアイコンの文字色は黒で文字影なし
このデスクトップの設定を得るには必ず通るコースがあり、それを以下に纏めておきます。 私にとって覚書ですが、デスクトップのカスタム設定の参考に。
◎ アイコンの文字影を消す方法の参考文献
デスクトップ背景に「単色」を指定 した場合
「背景をカスタマイズ / 単色」の指定では、デスクトップの背景色の明るさを自動判定して文字色の「黒/白」を決定し「文字影なし」になる。
❶ ウインドウ背景色をグレー系の単色にする
「背景」に「明るい」「単色」を設定する事で、すぐに反映しませんが、文字色が「黒」で「文字影なし」になる条件が用意されます。
● デスクトップを「右クリック」➔「個人用設定」➔「背景」の設定画面を開く。
●「背景をカスタマイズ」で「単色」を選択する。
●「ユーザー設定の色」で「色の表示」を選択して下の設定画面を開く。
● 背景色のカラー設定画面で「さらに表示」を押しカラーコードを直接入力する。
▪ 上図は「#C0D8F0」の設定ですが、これはユーザーの好みの背景色のカラーコードを指定します。(この記事は明配色の背景色を前提にしています)
▪ デスクトップの背景色は指定を反映しますが、アイコンの文字色や影はそれまでのままで、すぐには変更を反映しません。
❷ サインアウトして再ログインする
● 全ての設定ウインドウを閉じて、「Windowsからサインアウト」して、ふたたび「ログイン」すると、ここまでの ❶ の設定が反映します。
▪ デスクトップのアイコンは下の様なデザインになります。
デスクトップ背景に「画像」を指定 した場合
「背景をカスタマイズ / 画像」の指定では、文字色「白」で「文字影あり」または、文字色「黒」で「文字影なし」になる。
「個人用設定」で「テーマ」をクリックして選択したり、「背景」➔「背景をカスタマイズ」で「画像」を選択して何かの「画像」を指定した場合、Windowsのデフォルトでは、デスクトップアイコンの「文字色」が「白」で「文字影」が付きます。
「文字影」は、以下の方法で「文字影なし」に指定できますが、その場合は「文字色」が「黒」になり、文字色「白」は選択できません。
❸ アイコンの「文字影なし」を強制する
「画像」をデスクトップの背景とした場合に、「文字影なし」とする設定方法です。
●「個人用設定」の最上部のメニューで「 」のアイコンをクリックする。
●「検索窓」に「システムの詳細設定」を入力して移動します。
●「詳細設定」タブで「パフォーマンス」の「設定」をクリックします。
●「カスタム」を選択 ➔「デスクトップのアイコン名に影を付ける」のチェックを外して「適用」をクリックします。
▪ 以上の「文字影」の設定はすぐに反映すると思いますが、もし反映しない場合は、一旦「サインアウト」して再「ログイン」をします。
▪ デスクトップ背景が「画像」の場合は、背景の明暗の自動判定はありません。「画像」は箇所によって明暗が変化し自動判定をしても無駄という事でしょう。 従って、「文字色が白で文字影あり」「文字色が黒で文字影なし」はユーザーの選択に任されています。
下は「画像」にテクスチャーを使った例で、❸ の方法で「文字色が黒で文字影なし」を指定した場合です。
未だ文字が読めますが、もっと暗い画像を使った場合は読むのに苦労します。 明暗の自動判定はないので、この場合は「文字色が白で文字影あり」に戻すべきでしょう。
まとめ
Windows10~11のデスクトップの「背景」と「アイコン文字」の設定は、普通のシンプルな設定が簡単に出来ない、仕様が判り難いという問題があります。 開発メンバーは黒背景に白文字とか、お仕着せの背景画像が「良い」という妄執にとりつかれているのでしょうか?