10年も頑張ったグラボ 

旧いグラボは2012年製の「ASUS GTX650-E-1GD5」で、実用上で問題が無いけれどWin11に対応できません。

 

 

 

この問題は、2023年の初頭のメインPCのハード更新時に判りました。 その時点でグラボの市場価格が判らず、グラボの更新を後回しにしました。 SSDドライブ導入とパーテション構築が必要になり、そこで旧いグラボを使う限り「CMS」という「新旧橋渡しの機能」を使わざるを得なくなりました。

 

グラボを更新しなかったのは大きな分かれ道になりました。 「CMS」を指定すると起動ドライブは「BIOS/MBR」を指定する事になります。 

 

メーカー製PCやノートを購入する場合は、こういう中途半端な環境はないと思うのですが、自分でハードを組む方の中には、同様の問題を経験している方がおられると思います。

 

 

OS環境の再構築が必要 

そろそろWin11への移行期限が近くなり、ネックだったグラボ更新をやっと済ましたのですが、それは序章でしかありません。 Win11の導入条件では「セキュアブート」ではないと撥ねられ、それは起動ドライブが「UEFI/GPT」の環境にないと言う事です。 つまり、起動ドライブのパーテションを作り直す必要があります。

 

結局、SSD(主要ドライブ)の再フォーマットと、OSのインストール(Win11のクリーンインストール)が必要となりそうです。 安易に、簡単な移行と思わない方が良さそうです。

 

SSDへのWin10の再インストール時、ユーザー継承が出来ず散々な目にあったので、気が重いのです。 だいたい、環境更新は大変に手間な上に、ろくでも無い事が起こりがちですから。 今回も、少しずつ準備をして(今回は完全なイメージバックアップが必要かも)、ゆっくり Win11にもっていこうと思ってます。

 

 

(参考)下は、旧来のBIOSシステムと、その進化型のUEFIの違いなどを判り易く纏めたページです。

 

 

 

 

セキュアブート、ホントに要るの? 

しかし、セキュアブートなんで、ホンマに絶対条件にする必要があるのか。 OS売ってなんぼの マイクロソフト社、一方のハードメーカーも少し機能を改良して、昔のはもう使えないよとOSに言ってもらえれば、両方ともおいしいわけで。 なんだかなーと、疑ってしまう事の増えた、今日この頃です。