Chrome / Edge で利用可能な「選択箇所へのリンク」は、大変に有効な機能です。 「Short Frag Link」は、ブラウザのデフォルト機能に頼らず、よりコンパクトなリンクコードを生成します。

 

 

 

 

「Short Frag Link」 操作マニュアル

ver. 0.8以降に対応 2023.11.24 更新  

 

 

 

「Short Frag Link」は、ネット上の任意のサイトのページで、「選択箇所へのリンク」を作れます。 ただし、リンク対象のページ側の要因で、「選択箇所へのリンク」ではなく「普通のリンク」しか生成できない場合があるため、生成したリンクのテスト機能を備えています。

 

◎「選択箇所へリンク」は、現在は Chrome / Edge でのみサポートされています。

従って、このツールはこれらのブラウザでの使用を前提としています。 サポート外の閲覧環境で「選択箇所へリンク」を押した場合は、通常のリンクとして機能します。

 

◎ 「Short Frag Link」は、軽量化した「選択箇所」のリンクコードを生成します。 そのため、全く同じ文字列が「選択箇所」の手前にある場合は、手前の方をハイライト表示してしまいます。 その様な場合は、「選択箇所」の文字列の範囲を拡げて区別をさせるか、Chromeのデフォルト機能を使ってください。

 

以下は、アメーバスタッフブログをサンプルにして説明していますが、どの様なサイトのページでも、要領は同じです。

 

 

 

「選択箇所へのリンク」の作り方 

 

❶ 記事上のリンクで案内したい箇所の「テキスト」をマウス操作で選択します。

 

 

 

 

❷「選択箇所」の上で「Alt+右Click」をします。

 

 

 

 

❸ ウインドウの下側半分に「テストフレーム」が表示されます。

 

▪ この段階で、リンクが生成されてクリップボードにコピーされています

 

▪「テストフレーム」は生成したリンクを使ってページを開いた結果を示します。

 

▪ 目的通りに「選択箇所」がハイライト表示されているか確認します。「テストフレーム」上でマウスホイールの操作をすると、フレーム内をスクロールできます。

 

 

 

❹「テストフレーム」上で「左Click」すると、フレームを消す事が出来ます。

 

▪「 」のマークを表示してフレームを消せる事を示しますが、フレーム上の何処を「左Click」しても消す事ができます。 

 

 

 

▪「テストフレーム」が表示された状態で、❶以降の操作でリンクを作り直した場合は、フレームが新しいテスト結果に更新されます。

 

 

❹ ブログ編集画面の   のボタンでリンク作成ダイアログを開き、「URL入力枠」にリンクコードをペーストします。

 

 

 

▪ リンクコードはクリップボードにコピーされているので、上記の方法に限らず、他の場所にペーストしてコードを利用できます。

 

 

 

 「テストフレーム」を表示できないサイト

サイトのポリシーで「iframe」内に表示ができない指定をしたサイトでは、「Short Frag Link」の「テストフレーム」が表示出来ません。

 

そのタイプのサイトでは、❸で「テストフレーム」を開く代わりに、生成したリンクのテストを「別タブ」を開いて行います。

 

元のタブと同じ画面のタブが出来ますが、リンク生成が上手く出来た場合は、「選択箇所」までスクロールしてハイライト表示になります。 リンク生成の可否の判断は、フレームの場合と同じです。

 

▪ リンクテストの結果を確認したら「別タブ」は閉じてください。

 

 

 

「選択箇所」へのリンクが上手く作れない場合について 

 

選択したテキストの範囲が不適当な場合 

「選択箇所」を指定する ❶の操作で、指定した範囲が不適当な場合は、「テストフレーム」には「選択箇所」がハイライト表示されず、ページの先頭部が表示されます。 これは「通常のリンク」の機能しかないリンクコードが生成された場合です。

 

多くの場合、その原因はテキストの範囲が不適当な場合です。 例えば、下の様な語句を途中で区切る様な範囲を指定すると、リンク生成に失敗します。

 

 

▪「選択箇所」に指定した「テキスト」を、人が読み上げて中途半端な所で区切られている場合は、「選択箇所へのリンク」が働かない場合が多くなります。

 

「選択箇所」の範囲指定の詳細については、以下のページを参照ください。

 

 

 

リンク対象のページ構成に問題がある場合 

「もっと見る」を押して表示される記事の部分で「選択箇所」を指定した場合は、「テストフレーム」ではハイライト表示されても、実際のリンクはその箇所を表示できない事があります。

 

また、ページ上のADが「選択箇所」への移動を妨げる場合など、「テストフレーム」でハイライト表示されても、ブラウザのスクロールが働かない場合があります。

 

殆どの場合、「テストフレーム」は生成したリンクのテストとして有効ですが、特殊な例では、フレーム上でOKでも実際のリンクは機能しない場合があります。

 

 

 

 

「Short Frag Link」の最新バージョン

このツールの最新バージョンは、以下のリンクリストから探せます。