Edgeでのパネルデザイン崩れを修復しました 

最近は「Edge」の更新に苦しめられます。 スクロールバーのデザインはだれも気が付く所ですが、これは現代的な要請もあり仕方がないでしょう。 また、「画像検索(ビジュアル検索)」でサイドのサブウインドウを表示する等、新しい試みを世に問うのは良い事でしょうが、各種のデフォルトパーツを弄るのは良くない。 中身はChromeなのに「Chromeと違う」と見せたい姑息な考えとしか思えない。

 

最近、ツール類のメンテで気付いたのですが、「input要素」の基本デザインが、ネイティブの「Chromium」から変えられた様です。

 

 

<input type="number"> のデフォルトデザイン 

下は、「input type="number"」の Chromeのデザインです。

 

 

これは、数値を入力する時に使われ、他に「テキスト」の入力枠として使われるタイプもあります。 ブログ編集画面でも、こういった「input要素」は必須パーツで、大変に多く使われています。 それらは、デフォルトのデザインのままではなく、ページのデザインに親和させる色々な工夫をして実装されています。

 

 

 「LinkCard Editor ⭐」での Edgeの変更の影響

下は「Chrome」の「input要素」を使った部分の様子です。

 

 

 

下が「Edge」の新しい「input要素」に置き換えられた状態です。

 

 

 

スピナーの幅を狭く変えられていますが、なにが嬉しくてこんな事をするのか。 使い難くなるだけで、ちっとも必要が無い変更だと思いますが。 他の要素も変えられていなければ良いが。

 

パネルメニューの上段は、「input」に入力した数値で色の濃さを調整するので、数値は見えない方が良くて隠しています。 また、下段は設定を単位付きで表示するために、やはり実際の入力値を隠しています。

 

「input要素」の入力枠をスピナーだけの幅にして数値を隠しているのですが、Edgeがスピナー幅を変えたので、上の様なみっともない表示になったのです。

 

 

 

修復はけっこう複雑 

下は、今回の修復用のCSSです。 これを、Edgeの場合に追加適用しています。

 

#lc_trance {
    width: 9px;
    margin: 0 3px 0 3px;
    color: transparent;
    transform: scale(1.6, 1);
    box-shadow: none; }

#lborder {
    width: 9px;
    margin: 0 4px 0 2px;
    color: transparent;
    transform: scale(1.6, 1);
    box-shadow: none; }

##lbr_disp {
    margin: 0 2px 0 -4px; } 

#lbr {
    width: 9px;
    margin: 0 21px 0 0;
    color: transparent;
    transform: scale(1.6, 1);
    box-shadow: none; }

 

「transform: scale(1.6, 1)」で幅を 1.6倍にして、配置を調整しています。

 

 

 

「LinkCard Editor ⭐」を利用するには 

アメーバの文字数制限でコードを投稿できないので、「LinkCard Editor ⭐」のコードは「Github」で配布しています。

 

 

 

このリンク先は下の様な画面で、ここでコードのコピーが可能です。

 

 

 

❶ 赤枠のところに、コピー用のボタンがあります。 これをクリックします。

 これで、ページ上のコードがクリップボードにコピーされます。

 

 

 

❷「Tampermonkey」の管理画面で「」マークの「新規スクリプト」を開きます。

 

 

❸「新規スクリプト」には、最初からテンプレートが記入されています。 これは全て削除して、完全に空白の編集枠にしてください

 

❹ 編集枠内をクリックして「Ctrl+V」を押すか、右クリックして「貼り付け」を選択します。

 

➎ コードの先頭までスクロールして、最初の行から正しく貼り付けられたかを確認してください。

 

❻ 最後に「ファイル」メニューの「保存」を押すと、ツールが使用可能になります。

 

 

 

「LinkCard Editor ⭐」のマニュアル 

「LinkCard Editor ⭐」の基本操作の詳細は、以下のマニュアルを参照ください。

 

 

 

 

最新バージョンを探す

以下のリンク先に「LinkCard Editor ⭐」の最新バージョンの情報へのリンクがあります。最新のバージョンのコードを探す場合にご利用ください。