「Editor Keeper ⭐」は、アメブロ編集画面の不完全な部分を補完し、より快適な編集環境を提供するツールです。「最新版エディタ」の一般的な編集で必要と思われる複数の機能を、このツールに纏めています。

 

それらは、ユーザーの操作に頼らない機能や、扱い方を知る必要がある機能もありますが、以下のマニュアルは全機能の説明です。

 

なお、このページの説明は「Ameblo Writer Compact」のアレンジを適用した編集画面ですが、「Editor Keeper ⭐」はデフォルトの編集画面でも機能します。

 

 

 

 

 「Editor Keeper ⭐」 操作マニュアル

ver. 4.5以降に対応 2024.01.05 更新  

 

 

編集画面から他の画面を開くボタン 

編集画面から他のブログ画面を開こうとして、編集中の記事を失う事が何度かあり、このツールの最初の目的はそれを防ぐ事でした。

 

「Editor Keeper ⭐」を常駐すると、「管理トップ」「ブログトップ」「ホーム」をひとつのボタンで安全に開く事が出来ます。 そのためには、このツールが確実に起動している必要があり、それをボタンのデザインで示す様にしています。

 

下は「Ameblo Weiter」のアレンジ下の編集画面で、右上隅のボタンが編集画面から他の画面を開くボタンです。

 

 

 

もし、ボタンが「矢印」のデザインでない時、何かの理由でこのツールが動作していないので、ボタンで他の画面を開く時は記事を保存してからにしてください。

 

「Ameblo Weiter」のアレンジがない編集画面では、他の画面を開くボタンは下の赤枠の部分です。「Editor Keeper ⭐」はページデザインに関係なく機能します。

 

 

 

「管理トップ」「ブログトップ」「ホーム」を開く操作 

編集画面を開いたまま、他のブログ画面を開くには、以下の操作をします。

 

●「」を「左Click」➔「管理トップ」が別タブに開く。

 

●「」を「Shift+左Click」➔「ブログトップ」を別ウインドウに開く。

 

●「」を「Ctrl+左Click」➔「ホーム」が別タブに開く。

 

 

 

 

▪ ボタンは「Editor Keeper ⭐」の起動を示すインジケーターです。 上の「矢印」の表示がない時にボタンを押すと、編集画面が遷移して記事データを失う可能性があるので注意をしてください。

 

 

基幹ツールの起動数を表示

編集環境や記事データに影響する基幹ツールの起動数を、ボタン上に表示します。 この機能の詳細は、以下のページを参照ください。

 

 

この機能は「Editor Keeper ⭐ ver.4.5」以降に実装されていますが、基幹ツール側に「起動を報告するコード」が必要です。 以下は基幹ツールの一覧です。

 

▪「Editor Keeper ⭐ ver.4.5」の段階で基幹ツールに指定したものです。

▪ 以下の基幹ツールのバージョンは「起動を報告するコード」を実装しています。

 

  基幹ツール名 / コード掲載ページ バージョン
  Ameblo Wysiwyg ⭐ ver. 1.9
  SP Caution ⭐ ver. 0.9
  Auto Style Attach ⭐ ver. 1.6
  SVG Repair ⭐ ver. 0.4

 

 

 

「 編集パレット」の「サブカテゴリ」の選択保持

「編集パレット」は、現在7個のタブで編集機能が選択できますが、例えば「絵文字」のタブを選択した時、その中の「サブカテゴリ」の選択は編集画面を開く度にリセットされます。(下の印はそれぞれ「サブカテゴリ」です)

 

 

 

「Editor Keeper ⭐」は前回の選択を記憶して、次の編集時にそれを再現します。 

 

▪ 記憶する「サブカテゴリ」は以下の種類で、他はリセットされます。

 

タブ 保持機能が働くサブカテゴリ
絵文字 履歴 / 絵文字
気持ち/記号/自然/動物/食べ物/お出かけ・イベント/アイテム
デザイン囲み枠 見出し / テキスト

 

▪「サブカテゴリ」の選択保持の機能は、ユーザーの操作を便利にしますが、特に操作方法を意識する必要はありません。

 

 

 

 画像貼付け設定の保持

画像を記事に貼付ける際、「編集パレット」の画像タブには「貼付けサイズ」の設定ボタンがあります。 また、貼付け後の画像をクリックすると「画像ダイアログ」が開き、「貼付けサイズ」「左右・中央の配置」の設定が変更できます。

 

 

 

「Editor Keeper ⭐」は、これらの「画像貼付け設定」を記憶します。

 

▪「編集パレット」と「画像ダイアログ」の両方で「貼付けサイズ」の「原寸/小/中/大」が設定できますが、設定は共通で最後に操作した設定が保持されます。

 

▪「貼付けサイズ」「画像の配置」が保持され、「画像パレット」のクリックで画像を貼付けた時に、常にその設定が再現されます。

 

以下はこの機能が及ばない例外の操作です。

 

▪ 編集アイコンの「左寄せ・中央寄せ・右寄せ」を使って画像配置を変更した場合、その設定は記憶されません。

 

▪ 編集中の記事に「画像パレット」や「デスクトップ」などから、ドラッグ&ドロップで画像貼付けが可能ですが、その操作では左寄せの配置になります。

 

 

 

 「カスタム画像幅」の登録と適用

記事に挿入した画像幅は、「貼付けサイズ」の「原寸・小・中・大」のどれかになります。 しかし「カスタム登録幅」を使うと、任意の登録幅を簡単に適用できます。

 

登録方法〕 

●「画像ダイアログ」の横幅入力枠を「Ctrl+Click」すると、その時の設定値を「カスタム画像幅」として登録できます。

 

▪登録された「カスタム画像幅」は、ブラウザを閉じても保持されます。 この登録値は、次にユーザーが登録して書換えるまで消える事はありません。

 

 

 

適用方法

● 記事に挿入された画像を「Ctrl+Click」すると、表示幅に「カスタム登録幅」が適用されます。

 

▪「カスタム登録幅」が適用された際に、画像の左上に「サイズ表示」が出ます。 この表示は、編集画面をスクロールするか 2sec経つと消えます。

 

 

 

 

「中央寄せ画像」の次行を左寄せにする 

「中央寄せ」配置の画像の後にキャレット(カーソル)がある場合、「Enter」を押して改行しようとすると、次行から文字も中央配置になります。

 

 

 

通常の文字が左寄せの記事では、これは困った問題です。「Editor Keeper ⭐」は、この場合の改行操作を、自動的に本来の左寄せに戻します。 ユーザーは画像直後にキャレットがあっても、意識せずに編集を続けられます。

 

この機能は、「編集枠」内で「Enter」キーの入力を監視し、その直後に発生した「p要素」を常に「左寄せ」にする事で実現しています。

 

▪「中央寄せ」の「画像」「動画」「バナー」等の次行が「左寄せ」になります。

 

 

 

 柔軟な文字サイズ指定機能

デフォルトの6段階の文字サイズ指定は、中間サイズが不足して扱い難さを感じます。「Editor Keeper ⭐」は「0.1em」ずつのサイズ増減を可能にします。

 

● 文字サイズを変更したい文字列をキャレット(カーソル)のドラッグ操作で反転させます。

 

 

 

●「Alt+⇧」「Alt+⇩」のキー操作で文字サイズが変更され、「文字サイズボタン」に適用した文字サイズを表示します。

 

 

 

●「Ctrl+⇧」「Ctrl+⇩」のキー操作は、行間隔が変化しない文字サイズ変更となり、「文字サイズボタン」に「♦」マーク付きの文字サイズを表示します。

 

 

 

▪ キャレットを移動すると「文字サイズボタン」のサイズ表示は消えます。

 

 

拡大縮小のショートカットキー操作

選択範囲の「反転」状態が続く限り、以下のショートカットを連続入力でき、文字サイズを調節できます。「Alt+」指定の途中で「Ctrl+」指定に変更が可能です。

 

 「Alt+⇧」: 文字サイズを「+0.1em」単位で拡大指定

 「Alt+⇩」: 文字サイズを「-0.1em」単位で縮小指定

 「Ctrl+⇧」: 文字サイズを「+0.1em」単位で拡大指定 行間隔変化を抑止

 「Ctrl+⇩」: 文字サイズを「-0.1em」単位で縮小指定 行間隔変化を抑止

 

▪指定可能なサイズは「0.2em」~「1em(操作開始時)」~「3em」です。

 

▪指定の取消しは 編集アイコン「AA もどす」のアイコン機能を使います。

 

下はデフォルトの「L・M・S」段階と、このツールの操作結果の比較です。

 

 

 

▪ サイズ指定の範囲は、文字列の状態が均一(HTMLタグを跨がない)でなければなりません。 不適当な範囲を選択した場合はツールは動作しません。 この制限に関しては、以下のページを参照ください。

 

   「Step Size ⭐」が動作できない範囲選択

 

 

 

「上付き文字」の指定機能 

「上付き文字」の文字修飾コードをショートカットで記入し、簡単に下の様な文字デザインが得られます。

 

  「X3」「I131」「原文(注6)」「CKEditorTM

 

●「上付き文字」を指定する文字を反転選択し「Ctrl+Enter」を押します。

 

▪ これで、初期サイズ「0.8em」の上付き文字になります。

 

 

 

必須ではありませんが、上付き文字が選択状態なら、続けてデザイン調整が可能です。 上の例では「Ctrl+⇩」を1回押し「0.7em」とした上で、更に「Ctrl+B」で太字指定をして、文字デザインを完成しています。

 

▪「上付き文字」の指定で、対象の文字が反転選択されている間は、更に別の文字修飾を追加指定できます。

 

 

 

投稿日時の設定操作を拡張 

 

マウス操作を採用 

「投稿日時の設定ダイアログ」の設定に、マウスホイール操作を取り入れました。

 

● 指定したい「入力枠」をクリックしてキャレットを入れ、「入力枠」上にマウスを乗せてスクロールホイールを操作すると、枠の数値を早く操作できます。

 

▪「入力枠」にキャレットがある時は、「⇧」「⇩」のキー入力の操作が可能です。

 

 

 

●「時」「分」「秒」の入力枠を「Ctrl+Click」すると「0」にリセットできます。

 

 

 

「時・分」の登録・適用

任意の「時・分」の設定をワンタッチで設定できます。 投稿時刻を決まった時刻に設定する場合などに利用します。

 

登録方法〕 

● 登録したい「時」「分」を設定します。 その際に、「年」「月」「日」「秒」の設定は無関係です。

 

●「決定」ボタンを「Shift+Click」します。

 

 

 

「決定」ボタンが 2秒間「MEMO」の表示になると、登録が完了しています。

 

 

 

適用方法〕 

● 適用前に「年」「月」「日」の設定を先に済ませておきます。

 

●「決定」ボタンを「Ctrl+Click」します。

 

▪ 登録した「時・分」が枠に入力され、「秒」枠は「0」が入力されます。 

 

▪ 同時に、自動的に「投稿日時の設定ダイアログ」が閉じます。

 

 

 

 画像パレットを全幅に拡大

写真を記事に貼付ける「画像パレット」は、アップロードした画像を全て閲覧できるデータベースとしての機能があります。「Editor Keeper ⭐」は「画像パレット」を編集画面の全幅に拡げて、その機能を最大限に利用可能にします。

 

▪「画像パレット」の「写真」ボタンにヘルプ「 」と白枠線が表示されます。

 

 

 

●「写真」ボタンを「左Click」すると、「画像パレット」が編集画面の幅に横方向に拡大します。

 

▪ サムネイル画像のサイズは大きくなり、画像を探したり見分け易くなります。

 

 

 

▪「写真」ボタンを再度「左Click」すると「画像パレット」は通常に戻ります。

 

▪「画像パレット」が拡大すると、「File Upload」ボタンは非表示になります。

 

▪「画像パレット」が拡大した状態でも、通常通りに本文への「画像の貼付け」、「画像の削除」、ドラック&ドロップによる「画像のアップロード」ができます。

 

▪ 編集枠が殆ど隠れて操作出来なくなりますが、「編集パレット」の「絵文字タブ」等を押して一時的に「画像パレット」を非表示に出来ます。 この方法は、サムネイルの表示位置がリセットされないので、再び「画像パレット」が必要なら便利です。

 

▪「画像パレット」は、直上の「年度」の投稿画像のサムネイルを全て表示します。 また、「月」を設定すると、その月に投稿したサムネイルだけの表示になります。

 

 

 

画像パレットからアップロード元画像の取得 

●「サムネイル」を「右Click」すると、2secの間だけ「赤枠」が表示されます。

 

●「赤枠」の着いた「サムネイル」をデスクトップにドラッグアウトすると、画像サーバーに登録された元画像を取得できます。

 

 

 

▪この操作は、通常の画像パレット、拡大した画像パレットのどちらでも可能です。

 

▪「Ctrl+右Click」「Shift+右Click」で通常のコンテキストメニューが使えます。

 

 

 

画像のドラック&ドロップに関する機能 

「Editor Keeper ⭐」を常駐すると、「編集枠」や「編集パレット」以外の 周辺部分へのドラッグ&ドロップの失敗を防ぐ安全機能が働きます。 周辺部分とは、以下のピンクの範囲です。(詳細は「ドラッグ&ドロップを制限   」を参照ください)

 

 

 

「編集枠のドラッグ&ドロップエリア」へのドロップ操作も好まないユーザーはおられるでしょう。 これを無効にしたい場合は、Ameblo Wysiwyg ⭐」 を導入すると、そのオプションで「編集枠内へのドロップ機能」の抑止を指定できます。

 

 

 

 

 

「Editor Keeper ⭐」の最新バージョン

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