「PHOTOHITO」に投稿された豊富な撮影画像は、撮影機材(レンズ・カメラ)の性能を調べる際に、大変に有効な資料になります。 しかし、このサイトが提供する等倍表示の閲覧環境は、起動が重くて扱い難く、検証を目的とした画像取得が困難です。「PhotoHito Viewer」は、これらの問題の改善のために制作しました。

 

このツールの「Lightbox」は、投稿された元画像に近い等倍画像の閲覧が可能で、同時に、多数の投稿画像を広範囲に調査する際の操作性の良さを備えています。

(掲載画像は、EXIFを削除した上で若干の圧縮をされていますが、レンズ性能等を判断するに足るデータです)

 

なお「PhotoHito Viewer」は、撮影技術的な検証を目的としたもので、著作権侵害にあたるコピー等に使用する事は、各人の法的責任が伴う事を理解してください。

 

 

 

 「PhotoHito Viewer」 操作マニュアル

ver. 1.2以降に対応 2022.11.20 更新  

 

基本仕様 

このツールが動作するのは「PHOTOHITO」サイトの以下の画面です。

 

▪「カメラの検索」「レンズの検索」で検索をして抽出された画像一覧を表示する、「サムネイルリスト」の画面。

 

▪「サムネイルリスト」のサムネイルを選択して表示される「ユーザー別写真リスト」の画面。

 

「PhotoHito Viewer」を「Tampermonkey」上で常にONにしておくと、上記の画面のレイアウトが変更されます。 これは、ユーザーが「PHOTOHITO」の一部の機能が使えない(表示やボタンが非表示になる)場合があるので注意してください。

 

▪ このツールをOFFにしてページをリロードすると、本来のページ表示に戻ります。 

 

「PhotoHito Viewer」は、ページ表示のアレンジの影響を判断して「ON/OFF」をしてください。 このツールの使用により不利益が生じた場合に対して、当方は責任を負いません。 あくまで自己責任の上で利用してください。 

 

▪「ver. 0.8」から、「PHOTOHITO」サイトでリスト表示される殆どの「サムネイルリスト」を対象に、「戻る」機能が使える様にしました。

 

 

 

 「サムネイルリスト」での操作

下は、特定のカメラで撮影された画像を検索した「サムネイルリスト」の例です。 上部のバナーと右サイドバーを非表示にして、サムネイルを一覧し易くしています。

 

 

「サムネイルリスト」のページャー は画面の上部と下部に配置しています。

 

 

右サイドバーには、検索に指定した機材の「価格.com」へのリンク等があります。 

 

● 画面の「機種関連情報 のボタンを押すと「右サイドバー」を表示します。

 

▪ 再度「機種関連情報」ボタンを押すと「右サイドバー」を非表示にできます。

 

 

● サムネイル画像を「左Click」すると、別タブに「ユーザー別写真リスト」の画面が開きます。

 

▪ 本来は「サムネイルリスト」の画面のタブが無くなりますが、それが残ります。

多数の画像の検証を行う場合を考えて、この様に変更をしています。

 

 

● サムネイル画像を「Ctrl+左Click」すると、別タブに「ユーザー別写真リスト」の画面が開き、自動的に「Lightbox」が表示されます。

 

 

 

 

「ユーザー別写真リスト」での操作 

下は、「ユーザー別写真リスト」を開いた時の様子です。 この画面も、上部の不要なバナーなどを非表示にしています。

 

 

 

「Exifパネル」の配置設定 

上部のヘッダー部に「Exifを上部表示」のスイッチが表示されます。

 

▪「 」のボタンは、このマニュアルページを開くリンクです。

 

 

 

このスイッチは、画面下部の「Exifパネル」を画像の横に移動するスイッチです。

 

●「Exifを上部表示 を「左Click」すると「Exifパネル」が上部に移動します。

 

▪「Space」キーを押しても 同様に「Exifパネル」を上部に移動できます。

 

▪ 再度「Exifを上部表示 を「左Click」する、または「Space」キーを押すと、「Exifパネル」を元の位置に戻すことができます。

 

 

▪ メイン画像の横に「Exifパネル」があると検証には便利です。 しかし、「お気に入り登録」ボタンや、ログイン時は「情報編集」「削除」ボタンが隠れてしまいます。 従って、必要に合わせて「Exifパネル」の配置を切替えてください。

 

 

 

▪「Exifパネル」の配置は、「Lightbox」を表示したり「ユーザー別写真リスト」を閉じるとリセットされます。

 

 

「サムネイルリスト」に戻るスイッチ 

このツールは、「カメラ」「レンズ」の検索結果の「サムネイルリスト」と、そこから開いた「ユーザー別写真リスト」を往復して、広範囲の画像を検証することを想定しています。 メイン画像の周囲をクリックすると、「ユーザー別写真リスト」の表示から「サムネイルリスト」の表示に素早く戻る操作が可能です。

 

● 赤枠の「メイン画像の余白部 を「左Click」すると「ユーザー別写真リスト」のタブ画面が閉じ、結果として「サムネイルリスト」の画面に戻れます。

 

 

上図の赤で囲った範囲が「戻るスイッチ」の範囲です。

 

●「ESC」キーを押す事でも、「ユーザー別写真リスト」のタブ画面を閉じる事が出来ます。 結果として「サムネイルリスト」の画面に戻ることが出来ます。

 

▪ この「戻る」機能は、検索結果の「サムネイルリスト」から開いた時のみに有効です。 例えば、ホームの「新着」などから「ユーザー別写真リスト」を開いた場合は、このスイッチ部分のクリックや「ESC」キーーでは画面は閉じません。

 

 

メイン画像を「Lightbox」に開く 

このツールの主要機能は「Lightbox」です。 これは「PHOTOHITO」サイトの提供するビューアより素早く高精細画像を表示し、検証作業の効率を向上します。

 

●「メイン画像 を「左Click」すると、その画像を「Lightbox」に表示します。

 

「Lightbox」は、実際は「ユーザー別写真リスト」の画面上で表示しています。 操作は、次項に纏めます。

 

◎ なお、「PHOTOHITO」のビューアを利用したい場合は、次の方法で可能です。

 

▪「メイン画像 を「Ctrl+左Click」すると、別タブに「PHOTOHITOビューア」を開きます。

 

▪「メイン画像 を「Shift+左Click」すると、別ウインドウに「PHOTOHITOビューア」を開きます。

 

 

 

「Lightbox」の操作 

「Lightbox」は、投稿された画像の最も高品位のデータを取得して表示します。 サイズが大きな画像の場合や、通信速度が遅い場合は、ロールダウンしながら画像が表示されます。

 

 

ウインドウサイズ 表示

「Lightbox」に画像が最初に表示される時は「ウインドウサイズ表示」です。 これは、ウインドウ内に内接する、できるだけ大きなサイズでの表示です。 通常は画像を縮小した表示になりますが、実サイズがウインドウより小さい画像の場合は、拡大表示になります。

 

画像の縦横比を維持するので、下の様にウインドウ内に余白(黒枠)の部分が上下か左右かに出来る事が普通です。

 

 

「ウインドウサイズ表示」された画像の一部分を、詳細に調べたい場合は、その部分を「左Click」します。

 

● 画像の「左Click」で、ポイント位置を中心とした「等倍表示」に変わります。

 

 

 

等倍表示 

元画像の1画素をモニター画面の1ピクセルで表示します。 それ以上モニター上で拡大しても、画像の評価には殆ど意味がありません。 通常、ブラウザのウインドウサイズより表示画像は大きくなり、スクロール表示で各部分を検証します。

 

このツールは、上に書いた様に「ウインドウサイズ表示」で「等倍表示」したい場所を指定できます。 従ってスクロール操作は出来ますが、余り必要はありません。

 

●「等倍表示」の画像の任意の場所の「左Click」で、「ウインドウサイズ表示」に変わります。

 

 

「Lightbox」を終了する方法 

「Lightbox」表示では、「ウインドウサイズ表示」と「等倍表示」を往復しますが、ここから元の「ユーザー別写真リスト」に戻るには、以下の方法があります。 これらの方法はいずれも、「ウインドウサイズ表示」「等倍表示」の両方で有効です。

 

●「Lightbox」の上部にマウスポインターを移動すると、「 」のマークが表示されます。 このマークを「左Click」すると「Lightbox」が終了します。

 

▪ このマークは、「ウインドウサイズ表示」「等倍表示」の両方で表示されます。

 

 

 

●「ESC」キーを押すことで、「Lightbox」を終了できます。

 

●「Lightbox」内を「Ctrl+左Click」することで「Lightbox」を終了できます。

 

●「ESC」キーを2回押すと、「Lightbox」➔「ユーザー別写真リスト」➔「サムネイルリスト」と素早く移動できます。

 

ブラウザのタブを直接閉じれば「ユーザー別写真リスト」を通過せずに「サムネイルリスト」に素早く戻れます。「Ctrl+F4」のショートカット操作もタブを閉じれますが、「ESC」の2回押しがお勧めです。

 

 

「Exifパネル」をボックス内で表示 

「ウインドウサイズ表示」「等倍表示」のどちらの場合でも「Lightbox」内に「Exifパネル」を表示できます。

 

●「Space」キーを押すと「Lightbox」内に「Exifパネル」を表示します。

 

▪ もう一度「Space」キーを押すと「Exifパネル」は非表示になります。

 

 

▪「Exifパネル」の表示の有無は、「Lightbox」の終了ごとにリセットされます。

 

 

 

 

補助ツール「PhotoHito Checker」 について 

「PhotoHito」の個別の写真の画面で、レンズ情報の間違いが散見されます。 これは撮影したユーザーの登録間違いが原因の様です。

 

「PhotoHito Checker」は、Exifデータの相違がある場合に画面のヘッダー部に警告表示します。

 

 

このツールは「PhotoHito Viewer」の補助ツールで、以下から導入できます。

 

 

 

 

 

「PhotoHito Viewer」の最新バージョン

このツールの最新バージョンは、以下のリンクリストから探せます。