「カバー画像のロスト」した記事をチェックする
投稿した記事のカバー画像が欠落した状態は避けたいものです。 投稿時はカバー画像を設定したはずが、後日に何かの拍子にカバー画像の欠落(カバー画像のロスト)に気付く事があります。
これが生じる原因は、カバー画像に設定した画像を、後日に削除してしまう事です。 記事の再編集・修正で画像の差換え操作などをすると、ロストを生じる可能性が増える様です。
ver. 0.8以降に対応 2023.11.29 更新
「CoverImg Checker」の仕様
「CoverImg Checker」は、これまでの全ブログ記事の「カバー画像のロスト」をチェックするツールです。
◎ このツールは、チェック作業をする時のみ「Tampermonkey」で「ON」にする「非常駐型」の JavaScriptツールです。
◎ 対象は「記事一覧」にカバー画像が表示される「新タイプスキン」に限られます。
◎「記事一覧 / 新着リスト」で、20件(1画面)を5sec程度のペースでチェックできるので、1000件の記事なら5分程度しかかかりません。
◎ ロストした記事が多数あればペースは遅くなります。 しかし、実際はロストはそう頻繁には生じないので、案外と早く終わると思います。
◎ ロストした記事を発見した場合は、その記事行を右クリックして再編集できます。
このツールのチェック処理の環境
● チェック処理中は、通常のブログ作業が出来ません。
● 拡張機能「Tampermonkey」に登録した「CoverImg Checker」のみを「ON」にします。 登録している他のスクリプトツールを「OFF」とし、他の種類の拡張機能があれば、チェック作業中はそれらも「OFF」にするのがベストな処理環境です。
チェック作業の開始
● ユーザー自身のブログページを開き、「記事一覧」を開きます。
▪ 最初は「新着」のタブ画面が開きます。
●「新着」の記事リストで「 」を押してページをリロードします。
このリロード操作で「CoverImg Checker」が起動し、画面が下の様なコンパクトなリスト表示に変わります。
● リロードした時点から、自動チェック動作が始まります
チェックは「新着」のリストを過去に遡る向きに自動的に進行します。 これは、このツールが記事をチェックする基本的な動作です。
ユーザーは、「カバー画像のロスト」の発見まで見守っているだけです。
「カバー画像のロスト」を発見した場合
下は、カバー画像をロストした記事を発見した状態です。 チェックの進行は、ロストした記事を発見するとストップして、リスト全体に「青枠」が表示されます。
❶ カバー画像をロストした記事の処理についての、処理指針を表示します。
▶ 赤枠の記事を右クリック ➔ 記事を再編集して、カバー画像を修正する
▶ カバー画像を修正しない場合は、
「⇨」「⇦」で別ページに移動し「Space」でチェック処理を再開する
❷ カバー画像をロストした記事には「赤枠」が表示されます。
(注1)記事の行を右クリックすると「再編集」のボタンが表示されます。 これをクリックすると、その記事を再編集する編集画面が開きます。 その場で記事を編集して、カバー画像の再設定ができます。
▪ 記事行は左クリック(記事のブログ表示画面への移行)が出来ません。
▪「Edit At Once Am 」を併用すると、ブログ表示・編集が可能になります。
(注2)「青枠」を表示した停止後に「Space」キーを押すと、自動チェックが再開されます。 しかし、ロストした記事のあるページでは、再びそのページで停止するので移動ができません。
▪「赤枠」の記事のロストを修正すると、「Space」キーで次のページに進めます。
▪ ロストした記事を放置して次ページへ進むには「⇨」キーを押します。 次のページに移動後に「Space」キーを押すと、自動チェックを再開できます。
▪ 停止中は「⇦」「⇨」キー以外に、下部の「ページャー」でも移動ができます。
▪ チェックが停止中の場合は、「Space」キーを押すとチェックを再開します。 反対に、チェックが進行中に「Space」キーを押すと進行が停止します。
カバー画像の再設定について
記事行を右クリック ➔「再編集」の操作で、記事の再編集画面を開くと、編集画面下方の「カバー」項目に、下の2つの操作が選択できます。
① 画像を変更する
➁ 選択を取り消す
①➁のどちらからもカバー画像の設定が可能ですが、➁はカバー画像の自動設定機能が働き、何もしなくても記事の最初の画像をカバー登録(画像が無いと空白)してくれます。 指定するカバー画像に拘らないなら、➁が早く済みます。
操作パネル と チェック処理の終了
操作パネル
このツールの操作パネルは、記事リストの右横に表示される簡素なデザインです。
「CoverImg Checker」の進行は、「Space」「⇨」「⇦」のキーでコントロールします。「⇨」「⇦」キーの機能は、記事リスト最下部のページャーをマウスでクリックするのと同じです。 「Space」キーは、自動チェック動作の「停止/再開」のスイッチです。 操作パネル上の ❻ の表示は、この説明です。
チェック処理の終了
●「Exit ⏏」❸ を押すと、チェック処理を終了してブログトップへ移動します。
「Tampermonkey」で「CoverImg Checker」を「OFF」にしない限り、ブラウザをリロードしても「自動チェック」の状態から抜けられません。 このスイッチを使うと、簡単にチェック処理を終了する事ができます。
▪「新着」の一番最初のページまでチェックが終わると、ツールは停止します。
「CoverImg Checker」は、チェック作業時のみに「ON」とする「非常駐型」のツールです。 チェック作業を終了したら、「Tampermonkey」の「ダッシュボード」に入って、必ず「CoverImg Checker」を「OFF」にしてください。
動作タイミング「speed」の設定
●「Speed」➎ の右端のスピナーを操作すると、処理の進行速度を調節できます。
上の表示は、デフォルトの「4sec」の設定ですが、これは、新しい記事リストのページを開いて「4sec後」にカバー画像のチェックを実行する意味です。
「カバー画像」の読込みは、リストのページが開いた時より少し遅れるため、余り短い設定にすると、画像を読込む前に次のページに移動して、正常なチェックになりません。 読込みの遅れは、ユーザーの通信環境が影響するので、遅い環境では増やす必要があるかも知れません。 ページを開く度に、カバー画像が全て読み込まれてから次のページに移動する状態に調節します。(遅い方が確実です)
▪ 設定の範囲は「1sec ~ 4sec(デフォルト)~ 9sec」です。
▪ 設定が短過ぎると、「赤枠」のロスト記事がないのにリスト全体が「青枠」の自動停止が生じます。 この場合は「Speed」を遅く変更し、チェックをやりなおします。
操作のヘルプ
●「?」❹ を押すと、操作マニュアル(このページ)を開きます。
このツールの最新バージョンは、以下のリンクリストから探せます。