「いいね / コメント / フォロー / リブログ 」の全てをブロック
切望されていた「本気のブロック機能」がリリースされたと言って良さそうです。
上記ページの「新ブロック機能」の説明の要約です。
アメーバIDを指定してブロックし、以下の制限をかけることができます。
▪ブロック対象のユーザー側から、あなたに以下の操作が出来なくなる
「いいね!」「コメント」「公開・非公開フォロー」「リブログ」▪ブロック対象のユーザーがあなたをフォローしている場合は
ブロック対象のユーザー側のフォローが解除される(公開・非公開とも)
▪あなたの以下の画面から、ブロック対象のブログが非表示になる
「ホーム」「フォローフィードのおすすめブログ」「最近見たブログ」
※メッセージ・アメンバーに関しては、各のブロック機能を利用ください。
※ブロックすると、ブロックを取消しても相手のフォローは復帰しません。
ブロックすると実際にどうなるか
ブロックした対象の相手側で、実際にどうなるのか気になりテストしました。
いいね
ブロックされた側で「いいね!」を押すと、下の様に「▲」の注意マークが表示されます。 この表示で、対象ユーザーはブロックされた事を自覚することになります。
コメント
ブロックされた側では、ブロックした側へのコメント欄は普通に開き、コメント送信も出来ます。「送信しました」の表示も出ますが、実際はどこかで削除される様です。 ブロックした側には全く届きません。
〔注意〕
2020年9月にリリースされた「コメントブロック機能」は、「新ブロック機能」に統合された様です。 現在「コメントブロック機能」の側を使うと、コメントだけのブロック設定ができますが、「新ブロック機能」は他のブロック設定と同時にコメントのブロックも設定されます。
なお、初期の「コメントブロック機能」は、ブロック設定された側がコメントを送信しようとすると「投稿が拒否されました」の表示が出ましたが、この表示を出さない様に改善されています。
公開フォロー・非公開フォロー
ブロックされた側では、ブロックした側のフォローが解除され、フォローリストから削除されます。 ブロックされた側が、もういちどフォローを試みた場合、ブロックした側のページのフォロー設定画面は下の様に普通に開きます。
しかし、フォローのボタンを押すと「フォローができません」の表示が出ます。
〔注意〕
このブロックは、あなたの側のブロック対象の「フォロー」を削除したり、あなたが「フォロー」出来なくする機能ではありません。 これは、ブロック対象の動静を、ブロックした後もチェックする必要がある場合を考えると、適当な仕様でしょう。
もし、あなたのフォローフィード上で、ブロック対象のブログを表示させたくない場合は、「フォローフィード」➔「設定」➔「フォローしたブログ」➔ リスト上のブロック対象の「削除」、を行う必要があります。
スタッフブログの説明は、「HOME」画面からブロック対象のブログの表示が無くなる様な誤解を与えますが、「コメントした記事」「フォローフィード」(ブロック対象をフォローしている場合)は例外になります。
リブログ
ブロックされた側は、「リブログ」ボタンを押すとリブログ編集画面が表示され編集が可能です。 しかし、リブログ記事を投稿すると、下の様に「エラー」画面が表示されます。(下は「Ameblo Writer」でアレンジしたエラー表示の画面です)
結果として、ブロックされた側はリブログができません。
強力なブロック機能
新ブロック機能は、これまで求められていた機能を殆ど完備したものと感じます。 気が付いた事を書きます。
● 機能のテストは用心して
この機能で一旦ブロックすると、相手側の「フォロー設定」が削除されます。
「ブロック解除」は、ブロック対象のブログ画面で「フォロー」ボタンの横の「…」ボタンから出来ますが、相手側の「フォロー設定」は戻りません。
実際のユーザーを対象にテストすると、フォローされていた場合、元に戻すのには相手に再フォローしてもらうしかないので、ブロックテストは大いに慎重に。
●「新ブロック機能」を設定するボタンは、PC版スキンの新・旧タイプによって異なります。
「新タイプ」のスキンの場合
▪「ブログページ」画面のサイドバーの「+フォロー」ボタン横の「 」ボタン。
▪「プロフィール」画面の上部の「+フォロー」ボタンの横の「 」ボタン。
「旧タイプ」「レトロタイプ」のスキンの場合
▪「プロフィール」画面の上部の「+フォロー」ボタンの横の「 」ボタン。
ただし スマートフォンアプリからは、PC版スキンとは無関係に全ブログに対して「新ブロック機能」が使えます。
過去に付けられた「いいね」は消えない 〔追記 2022.09.29〕
ブロック指定の以前に付けられた「いいね」の履歴は、消せない様です。 現在のところ、「いいね」の履歴データに関しては削除処理をする機能は無い様で、これを見たくない場合は、以下のツールを利用するしかないと思います。 履歴の実体は消えませんが、あらゆる「いいね」のリスト画面で非表示にできます。
どの様に効果が表れるのか?
粘着型の「嫌がらせイイネ」などには、この機能は大いに有効そうですが、多くのユーザーにとってはスパムの「いいね」や「フォロー」に対する効果が気になる所と思います。
先ず、定在型のスパマーで、ブログアカウントの商売の宣伝のためにツールなどを使ってスパム行為を繰り返しているアカウントには、この機能は有効に機能すると思えます。(自動送信をブロックできたらの話ですが) スパムを撒けばその分、多くのユーザーからブロックされるので。 ブロックされた件数をIDごとにシステム側でカウントできたら、面白いのですが。 まあ、ブロックのためにでもブログページを開いてくれたらという輩がいても不思議ではありませんけど。
非定在型のスパマーは、時々発生しますね。 アルバイトになるのか、外部の不良サイトに誘導目的でスパムを撒くスパマー。「捨てアカウント」を多数登録するので、ユーザーがブロックしても別のIDから来てしまいます。 これは、アメーバが今後本気でブロックしないと、無くならないでしょう。
少し気になる事ですが、スパマーは自分のページをプロ(?)がデザインしている場合が多く、ブロックボタンを隠してしまう事が出来ると思います。 これって、普通のユーザーは押せなくなるので、アメーバはどんな対応をするのでしょう。
とにかくも、より良いブログ環境が出来る事は、多くのユーザーの願いですね。