サーモスタット回路として秀逸 

型番が「W1209」というデジタルサーモスタットを、モデム用のファンコントロールに使ったのですが、ユニットはその後しっかり動作しています。

 

ですが、ちょっと気になるのが不必要に7セグLEDが明るい事。 影で働いてくれれば良いのに、ギンギンに部屋の隅っこで頑張ってるアピールなのです。 まあ、とても少ない電力でLEDは点灯するのは判っていますが、気分の問題として。

 

で、これは7セグの電流の調節で暗く出来るはずで、なんとかしたくなっています。

 

 

 

ユニットの回路図 

「W1209」を調べると、大変に自作ユーザーに愛用されている事が判ります。 昔は200円位で入手できたとか。 そして、おおむね好評価で、中には色々とユニットを試した上で「優れモノ」としている方も居ます。 どうやら定番ユニットと言って良さそうです。

 

下は、ユニットの回路図を探して辿り着いたページで、ユニットのほぼルートに近いデータがありました。

 

 

上記ページから引用させてもらった、ユニットの回路図です。 生産元の更新か、あるいはコピー製品があるのか判りませんが、私の製品から判断しても、回路が部分的に変更されている事は多いと思います。

 

 

ブルーに着色した部分は、3個の7セグに流れる電流を調節する抵抗と判ります。 おそらくこれは「200Ω」の意味でしょう。

 

ユニットを既に組み込んで詳しく調べられないので、この抵抗の基板上の場所が判らないのですが、自分で撮影した写真でどうもそれらしい抵抗を発見。

 

 

7セグの右下に「R4」「R5」「R6」のプリントがあり、それぞれ「151」つまり「150Ω」の抵抗があるので、おそらくこれが先の「200Ω」に相当する抵抗と思われます。(7セグの底を見ないと確実ではありませんが)

 

この抵抗に並列に抵抗を接触させ、7セグの明るさが明るくなれば、間違いないでしょう。 もし同パターンの基板なら、この抵抗を外して配線を引き出せば、明るさの調節だけでなく、7セグの発光が不要な場合はOFFにするスイッチが作れそうです。