ファイルの関連付け 

Windowsでファイル操作をする場合に「ファイルの関連付け」が働きます。 これが思い通りでないと、色んな局面で扱い難さが生じて来ます。

 

先日、拡張子が「.svg」の「SVG画像」のファイルを扱ったのですが、ファイルとして扱った事は殆ど無く、少し遠回りしました。 ダウンロードで入手した「SVG画像」のファイルをデスクトップに置くと、アイコンは「Edge」のアイコンになりました。 私の「規定のブラウザ」は「Google Chrome」だと言い聞かせてあるのに、「当OSで .svg の関連付けは Edgeです」というわけです。

 

ちょっと悪い予感がしました。 以前に、Win10のファイルの関連付けを変更しようとして、上手く行かなかったのを思い出したからです。 しかし、今回は何故かあっさり変更できました。 以前はやり方を間違ったか?

 

で、そんなん今頃と言われそうですが、覚書きがてらに手順を纏めておきます。

 

 

 

「.svg」ファイルを「IrfanView」に関連付ける 

ファイルをダブルクリックすると、そのファイルに関連付けされたアプリケーションが起動して、そのファイルを開きます。「ファイルの関連付け」は、ファイルの種類ごとに「規定のアプリを指定」します。 Win10には「規定のアプリ」という設定があり、ブラウザや画像や音楽ファイルなど、大雑把なファイルジャンルに対する設定がありますが、「ファイルの関連付け」は更に厳密な指定です。

 

「.svg」ファイルは少し毛色の変わった画像ファイルですが、「IrfanView」は大変に使い手のある画像ビューアで、ちゃんと「SVG画像」を扱えます。 私は、起動が重い「Photo Shop」は細かな編集操作が必要な場合で、通常の編集は「Irfan View」を使っています。 その段階では、未だ「Edge」のアイコン表示の「.svg」ファイルでしたが、その「ファイルの関連付け」を「Irfan View」に変更する事にしました。

 

 

Win10 「設定」の画面 

Win10の「設定」のメニューで「ファイルの種類」を検索をすると、「ファイルの種類ごとに規定のアプリを選ぶ」の項目がすぐに見つかります。

 

 

これを選択すると下の画面が表示されます。 ここで全てが決まります。

 

 

 「ファイルの種類ごとに規定のアプリを選ぶ」の画面

 

 

このリストの左列  で「.svg」を探して、その行で「関連付けるアプリ」を指定するだけです。 Win10の設定画面のインターフェイスは変に先進的で、ウインドウ右端をクリックポイントしないと ❸ スクロールバーが出ません。 ファイルの種類は多いので、通常はスクロールバーを操作した方が早く目的の行に辿り着けます。

 

「.svg」が見つかると、その行の右側はデフォルトの設定(ここでは Edge)が表示されています。

 

 

行の右側をクリックすると、「.svg」ファイルを扱えるアプリが表示されます。 もし、ここに目的のアプリが表示されない場合は、それまでに、右クリックメニューの「プログラムから開く」で、目的のアプリで開いた実績が要ると思います。

 

私の場合は、下の様に 「IrfanView」が表示されたので、これを選択しました。

 

 

「.svg」の行が下の様に変わり、「ファイルの関連付け」が変更されました。

 

 

 

 

「プログラムから開く」で設定する 方法もありますが

これは、多くの方が経験されていると思いますが、ファイルの右クリックメニューで、「プログラムから開く」を押して「ファイルの関連付け」が設定できます。 しかし、それで上手く行かない場合は、上記の方法は最も基本的で有効な方法でしょう。