「リンクURLの編集枠」の操作性を向上 

リンクカードを利用する事が多い方は、おそらくカードが作れないサイトやページがある事を経験されるでしょう。「LinkCard Editor ⭐」はそんなリンク対象にも、リンクカードを手作りで作れます。 カード画像の差し替えや、リンクのURL自体を変更できるので、オールマイティです。

 

また、自動的に作られるリンクカードの「タイトル」や「ページの出だし」が、全く意にそぐわない事もよくあります。 このツールは、それらを任意の表示に書換える事ができます。 おざなりではないワンランク上のページを目指すユーザーには、このツールは役にたつでしょう。

 

今回の更新は、リンクの書換え機能の操作性とデザインの改善です。

 

 

 

 リンクURLの編集 

先ず、「LinkCard Editor ⭐」でリンクカードのリンク自体を編集する様子を、順を追って説明します。

 

編集アイコンから「リンクカード」を先ず作ります。 これは、リンク対象のURLを使ってカードを作るのが普通ですが、このページではリンクURLを書換えるので、全く無関係のページのURLでカードを作って構いません。 極端な話、カードのカバー画像を利用するために、土台にするリンクURLを選んでも良いわけです。

 

土台にするカードが出来たら、「Ctrl+F6」で「LinkCard Editor ⭐」を起動します。 そして、土台のカードを「Ctrl+左クリック」して編集対象に指定します。

 

 

「リンクURL」の書換える基本操作 

カードを選択すると「URL枠」にリンク対象の「リンクURL」が表示されます。

 

❶ この枠の右端の「✖」マークを押して、元のURLをクリアします。

 

 

❷ 枠内を左クリックして「URL枠」を左右に拡大します。

 

 

❸ 実際にリンクを作りたいリンク対象のURLをコピーして来ます。

  拡がった「URL枠」にキャレットを入れて、目的のURLをペーストします。

 

 

❹ 下は、目的のリンクURLが貼り付けられた所です。

 

 

(注)通常は、この様にURLのコピー&ペーストをしますが、❶の消去をせず、手作業で枠内のURLを編集する事も可能です。

 

➎ 右端の書込みボタンを左クリックします。

 

 

❻ リンクURLの書換え時は、無効リンクを防ぐための確認ダイアログが出ます。

 

 

➐「OK」を押すとURLの書換えが実行され、枠が数秒間グリーンになります。

 

 

(注)ここで、実際に記事上のカードが書換えられます。

 

❽「URL枠」の左端の枠の縮小ボタンを押します。

 「URL枠」が本来の幅に戻り、これで書換え操作が終了しました。

 

 

 

新しい操作方法を導入 

上記はこれまでの基本の操作方法で、判り易い機能ボタンを使っています。 しかし、この書換えの操作ツールを使っていて、いつももどかしさを感じていました。 そこで「Enter」キーを使った操作を導入しました。 上記の基本操作は従来の通り有効ですが、以下の方法はスピーディに操作できます。

 

目的のリンクURLを「URL枠」にペーストしたら「Enter」キーを入力します。

 

 

リンクURLの書換え時は、無効リンクを防ぐための確認ダイアログが出ます。

 

 

「Enter」キーを押すと「OK」と受け取られます。

  URLの書換えが実行され、枠が数秒間グリーンになります。

 

 

「URL枠」にキャレットがあるので、再び「Enter」キーを押します。

 

 

「URL枠」が本来の幅に戻り、これで書換え操作が終了します。

 

 

 

新しい入力操作の工夫

「URL枠」で「Enter」キーを受け取り、この入力で ➎ の書き込みボタンを押したのと同様の処理をさせる事で、新しい操作を実現しています。

 

また、「入力枠」内に書き込まれた内容が、カード本来のリンクURLと違う(書換えられた)状態でのみ、書き込みボタンが有効になります。 これは本来のコードで、その場合は ❻ のダイアログ表示に進みますが、そうでない場合は「何もしない」コードでした。

 

新しい方法は、「何もしない」代わりに「入力枠」の幅を狭める様にしました。 つまり無効な入力状態では「入力枠」は狭まります。 ここで、 の操作は「入力枠」の内容を変えずに書き込みボタンを押す事になり、「入力枠」が狭くなります。

 

以上の様に、基本コードを大きくは変更せず、「Enter」キーだけで「リンクURL」の書換えができる様になりました。

 

 

 

「LinkCard Editor ⭐」のマニュアル 

「LinkCard Editor ⭐」の基本操作の詳細は、以下のマニュアルを参照ください。

 

 

 

 

「LinkCard Editor ⭐」ver.   3.0 の導入手順  

このツールは Chrome・Edge / Firefox の拡張機能「Tampermonkey」上で動作します。 以下に、このツールの導入手順を簡単に説明します。

 

● ページの文字数制限のため、スクリプトコードは前ページに置いています。

 

❶「Tampermonkey」を導入します

使用しているブラウザに拡張機能「Tampermonkey」を導入する事が必要です。 以下のページに簡単な導入の説明があるので参照ください。

 

 

❷「Tampermonkey」にスクリプトを登録します

●「Tampermonkey」の「」マークの「新規スクリプト」タブを開きます。

 

 

 

●「新規スクリプト」には、最初からテンプレートが記入されています。 これは全て削除して、完全に空白の編集枠に 前ページのコードをコピー&ペーストします。

 

〔コピー方法〕 軽量シンプルなツール「PreBox Button   」を使うと

  コード枠内を「Ctrl+左Click」➔「Copy code 」を「左Click」

  の操作で、掲載コードのコピーが可能になります。

 

● コード行数が多い場合のペースト操作は、「編集枠」の第1行目に「ゴミ文字」が混入していないかを確認してください。

 

● 最後に「ファイル」メニューの「保存」を押すと、ツールが使用可能になります。

 

 

 

「LinkCard Editor ⭐」最新版について 

旧いバージョンの「LinkCard Editor ⭐」は、アメーバのページ構成の変更で動作しない場合があり、導入する場合は最新バージョンをお勧めします。 最新バージョンへのリンクは、以下のページのリンクリストから探せます。