「Steinberg UR12」の分解と観察 

サウンドハウスでネット上で購入すると、関西には約2日目に届きます。

 

 

「UR12」が届き、早速分解しました。 分解して改造するユーザーは殆ど居ないと思いますが、何かの役にたつかも。

 

筐体カバーはネジ4本で開く 

背面に8か所のネジが見えますが、外周の4本(赤印)を抜くと、筐体カバーを後方にスライドさせて外す事ができます。

 

 

ただ、この4本のネジは、思ったより硬く締めこまれていて、ドライバーでなめない様に注意が要ります。 閉じる時も少し硬くて、ひやひやしました。

 

完全に「YAMAHA製」 

上の背面の写真「銘板」には、以下の表記があります。

steinberg / YAMAHA CORPORATION」

「MODEL UR12 USB AUDIO INTERFACE」「MADE IN CHINA」

 

下は、中の基板の写真です。

 

 

当たり前ですが、表面実装の現代的な基板です。 前面ジャックやコントロールが着いた「AM」と印刷された基板と、背部のUSB端子やステレオPIN端子を着けた「DM」と印刷された基板があり、中央の2個の大きなコネクタで結線されています。

 

 

また、前面パネル(プラ製)の背部には、LEDを固定する帯状の基板があります。

 

 

どの基板にも「YAMAHA」の名が印刷され、同社の管理下で設計製作された製品ということでしょう。 最近の電解コンデンサー等のパーツ品位については詳しくないのですが、ちゃんとしたものという印象です。

 

 

 棚の仕上げ

製品が届き、筐体の「足」の状態が判りました。 筐体自体の高さは 44mm(突起はない)で、足は 2mm厚のゴムを張り付けただけの構造です。(最初の写真を参照)

カタログ等では 46mmの高さとなっていますが、足を剥がせば 44mmのラックに収まります。

 

棚は、他のアンプ等を収める事を考えて作ったので、DR12が綺麗に収まる様にスペーサーを作り付けました。

 

 

右側は棚の裏から写した所ですが、3mm厚の床材を張り付けて、ガタが出ない様にしています。 また、前面のプラグ類を挿す時に後方へ移動しない様に、ストッパー2個を着けました。 抜く時は手で本体を留めることになりますが、本体を取り出して使用する場合が有り得るので、完全に固定しない様にしています。

 

 

参考 

以下は、UR12のブロックダイアグラムです。 ヘッドホーン/LINE OUTは同出力の分岐で、ボリュームは共通、ヘッドホーン接続時も LINEに信号が送られる様です。