アレンジしたリブログカードを編集画面上でも再現する
アメブロの編集画面は擬似的にWYSIWYGを実現しています。 本格的なDTPアプリは、ルビの配置をWebブラウザの数倍の精度で調整したり出来、それに比して「擬似的」と言ってます。 しかし、改行位置などは充分な精度で実際のブログページと編集画面はシンクロして、優れたものと思います。 縦方向(行間隔)に関しては、HTMLの表示仕様の弱点か「?」と思う時がたまにありますが、まあそれは追々につめることにして。
さて、リブログカードを記事中に配置した場合、前ページで紹介した様にブログスキンでカードをアレンジした場合は、編集画面と実際のブログ誌面が違って来ます。
それは、編集画面(通常表示)ではデフォルトのカードが表示されるからです。
この編集画面上のリブログカードも、スキンでアレンジできたら良いのですが、それは不可能です。 ブログスキンはあくまでもブログページに対して適用されるものですから。
そこで「Stylus」を使い、ユーザースタイルシートの機能を利用します。
「Ameblo Writer」や「Ameblo Writer Compact」を利用しているなら、既にユーザースタイルシートの管理下の編集画面を使っているのですから、事は簡単です。 編集画面の「編集枠」上のリブログカードに、ブログスキンに登録したのと同じアレンジコードを「Stylus」で適用するわけです。
アレンジコードは「Ameblo Writer」のコードに追記しても良いのですが、このスタイルをアップデートすると更新したコードで消されてしまいます。 こういう場合は、簡単な追加アレンジのスタイルを手作業で作ります。 これはローカルスタイルと呼ばれるもので、自分で消さない限りインストールスタイルの更新によって消される事はありません。
新規スタイルを作成
前ページのコードをブログスキンに登録してカードをアレンジしているとして、基本的に同じコードを「Stylus」の新規スタイル作成画面に書き込みます。
以下は登録するコードです。
〔追記〕2019.08.19
コードの設定値を赤字の値に修正しました。
● CSSコード:
2項目のコードはホバースタイルで、編集上は邪魔と思うなら省きます。 上記の3項で全く同じカードデザインになると思いましたが、唯一、iframeの背景色だけが反映せず「白」になりました。 編集画面のCSSを調べると、編集枠内の場合は、iframe内で特別に背景色を指定しています。 それをキャンセルするのが最後の4項目です。
「Stylus」であっても、ストレートに iframe内を修飾出来ません。 4項目のコードは、iframeの内部のURLを適用先にする必要があります。 これは、このスタイルの適用の2番目の方です。
● 適用先:
「次で始まるURL」=「https://blog.ameba.jp/ucs/entry/srventry」
「次で始まるURL」=「https://ameblo.jp/s/embed/reblog-card」
これらを「Stylus」の新規スタイル作成画面にペーストし、適当なスタイル名を付けて「保存」を押します。 これでローカルスタイルが登録されます。
このスタイルは常時ONで良く、Ameblo Writer でリブログ編集を始め、HTML編集でカードのコードを「<div class="rlink"> </div>」で包むと、通常表示の画面のリブログカードは下の様にアレンジされたカードのデザインに変わります。
これで、アップロードした状態にとても近い状態を見ながら編集が出来ます。
ちなみに私は、記事中の「h2」「h3」のデザインも同様にローカルスタイルとして登録しています。