非特異的腰痛の原因とは | 青山の腰痛肩こり改善トレーナー桜井のブログ

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東京都港区、青山を中心に「腰痛・肩こり改善請負人」として活動するパーソナルトレーナーのブログです。
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東京・青山で活動している腰痛、肩こり改善トレーナーの桜井です。

前回は特異的腰痛と非特異的腰痛の話題でしたね。
今回はその中でも、非特異的腰痛の原因として考えられる要因について
少し考えてみましょう。



まずは「悪い姿勢」について。
姿勢はその人の歴史ともいえるほど奥が深いものです。
これまで行ってきたスポーツ歴や既往歴、現在の生活習慣など
様々な要因が「悪い姿勢」となって表れることが多いのです。
そのため一朝一夕に姿勢改善は見込めないのです。
今の姿勢を保つために筋肉はいわば形状記憶していて
その制御を司っているのは脳だから一筋縄ではいかないのです。
言い換えれば姿勢はクセの集大成なんですね。
そしてクセは無意識です。
無意識の行いを良い方向へ改善するためには今の状態を意識
していくことから始まります。

皆さんは自分の悪い姿勢を意識したことはありますか?


そして「運動不足」について。
体を支えているのは全身の骨です。
骨を支えているのは靭帯や腱、そして筋肉なのです。
筋肉は使わなければ、それなりの状態へと弱化していくことはおわかりですね。
毎日の生活で使われる必要最低限の活動では現状維持程度にしかならず
筋肉の強化は望めません。
かといって現状の体力に見合わない強度の運動では却って腰痛を
引き起こしかねません。
適度な範囲で日常活動の許容外(トレーニング)活動をすることで血流も促進され
筋肉も強化されて運動不足による腰痛を予防・改善出来るのです。


続いては「肥満」について。
そもそも肥満になってしまうと日常活動すら億劫になりがちです。
歩くよりは車やエレベーターのような移動手段に頼りがちになりますし
結果的に先程ご紹介した運動不足に陥りやすくなるのです。
また肥満によるウエストサイズの増大が骨盤を歪める要因にもつながり
腰痛の原因として挙げられてしまうのです。


最後は「加齢」について。
年齢を重ねることでの変化は、シワは白髪など見た目だけではありません。
実は体の中でも少しずつ変化が始まってくるのです。
腰痛に関連した変化と言えば骨や軟部組織。
背骨のひとつひとつの間には椎間板と言われる水分に富んだ組織が
クッションの役目を果たしていますが、加齢と共にこの水分が失われ
それと共に背骨の変形も進んでいきます。
年齢による体の変化は避けきれないものです。
しかし確かな知識の元で行う運動でその進行を遅らせることが出来るのです。


今回ご紹介した非特異的腰痛の要因はいかがでしたでしょうか?
あくまでも「要因の考察」ということで改善策のご提案はしておりません。
パーソナルトレーニングでは程度によって段階的な改善策のご提案をしております。

まずはご自身の腰痛が特異的なものなのか非特異的なものなのか
今回の記事を元に今一度考えてみてはいかがでしょうか。


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