「人間と四足動物の決定的な違い!」 | パーソナルトレーナー井上 弘保 blog

パーソナルトレーナー井上 弘保 blog

一流のパーソナルトレーナートレーナーを目指していくこれからの自分を日々記録していきたいと思います。


  以前に立甲について書きましたが、肩甲骨で支点を作るメリット。

それは脱力ができ、特に上肢の操作性が増すこと

肩甲骨で支点を作ること(立甲の状態)は四足動物は得意中の得意です。

ならば、人間も本来は四足動物であったことを考えれば、同じ様にできるのではないか。

そう考えられます。

ですが、完全に四足動物の様になるのは不可能です。

それには決定的な違いがあるからです。

それは肋骨の形です。

肩甲骨は肋骨に張り付いていますが、人間の場合は肋骨の形が横長で楕円形なのです。(四つ這いの状態)

動物の場合は逆に、縦長です

なので動物はそもそもが肩甲骨が90°に立甲しているので、横に倒れてしまうことが無いのです。

人間の肋骨は楕円形なので、硬い人は肋骨にへばり付いて肩甲骨が寝ています。

これは人間の二足歩行という進化の過程で、肋骨が楕円形(横長)に変わってしまったのです。

これにより、人間が肩甲骨を90°立てるには解剖学的に不可能なので、完全に四足動物の様な動きを得るのは限界があります。

ですが、殆どの人が立甲はできていない状態です。

これが0°〜10°、10°〜20°と少しでもできるようになるだけで、身体の変化やパフォーマンスはかなり変わってきます。

大事なのは自分が少しずつ成長しているかどうかです。

継続は力なり!トレーニングも頑張りましょう^ ^

以前サファリパークに行った時の写真です!

四足動物を狙っていたのですが、これは分かりにくい(笑)

すみません…(涙)おまけに可愛いカンガルーです😍