仏壇、仏具のイメージを変える豊富なカラーラインナップ

今回の色彩情報は、今回はお盆休みを前に、仏壇、仏具のイメージを変えるカラー展開に関する情報です。

現代の住宅事情に合う仏壇の提案として、あるメーカーが｢白｣の仏壇を発売しました。

普及はまだまだのようですが、確かに日本の住宅は外装も然り、内装は和室が減り、畳み、障子、襖、欄間、

床の間等なかなか見かけなくなりました。

古来の日本家屋は色味も少なく｢カラフル｣とういには程遠いものでしたが、現代は食器、家具、

家電に至るまで、カラーラインナップが豊富になっています。

そこで、仏壇、仏具、数珠といった色味の偏ったアイテムもカラフルさが求められるようになってきたようですが、

食器や家具のような類のものとは多少意味合いが異なるこれらのものに、このカラー展開がどれくらい

根付くでしょうか。

色彩総合研究所　色楽（しきらく）　桑野優子でした。