こんにちは。

マインドコーチ&「居待月」という居酒屋を運営&一般社団法人チアフル の代表理事をしております丸山伸予です。

 

今日もこのブログを開いてくださり、ありがとうございます。

 

 

あなたの人生にとって、一番価値があることってなんでしょうか?


健康?

お金?
友達?
職業?
家族?
名誉?
権力?
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きっと、人によって価値あるものは異なるでしょう。


2021年に、世界17カ国の先進国を対象に「人生で最も価値があると思うものは何か」と質問したある調査をしたそうです。


そこで、物質的な幸せを1位にあげた韓国のある女性は「(物質的な豊かさの)おかげで現在のように大変な時期でも大きな困難もなく快適に暮らせるのでは」と答えたといいます。

尚、健康を一番としたスペインのとある女性は「ちゃんとした家と職場があって、ビールを1杯飲みに行ける権利をすべて享受すべきだ。物質的な幸せとは、すなわち尊厳のある人生を送ることだ」と回答したといいます。

 

イギリスやアメリカでは、「職業」「友人や共同体」を上位に上げたそうですが、一見「和」を重んじる日本でも、「友人や共同体」は順位が低かったとか・・・。


このように、世界でも価値あるものの意識は違うということですね。



最近の日本の若い人たちは、お金を使うことよりも投資したり、モノよりコト(経験)重視になっていると言います。


確かに、子供の頃から好きなものが手に入ったであろう今の若い人たちには、モノはあまり興味の対象にならないのかも知れません。

とはいえ、お金って増やして楽しいの?と、バブル時代を経験した私などは思ってしまうのですよね(^^;

 

お金を増やすという発想は、そもそもお金の不安があるからで、自分の将来は国になんて任せていられないから、自分でちゃんと何とかするということなのでしょう。

年金だって、今の若い人たちがもらう年代になったとき、どうなっているかわかりませんものね。


ですが、若い人が「今」なのをしたいかではなく、「将来」のために投資をするという発想が、なんだか残念でならないのです。

もちろん、お金が無くて食べるものがなくなるような将来は不安でしょう。

けれど、日々仕事があって働けるなら、「今」を精一杯生きることを楽しんで欲しいのです。

もしかしたら、1年後に天変地異や世界戦争が勃発するかもしれませんし、明日事故で死なないとも限りません。

人は、不安だから保険を求めるのです。


ただ、保険は最低限あればいいことで、人生のほとんどが保険のためだとしたら、何のために生きているのか?ということにならないでしょうか。


私は少なくとも、物質の豊かさがイコール人生の豊かさとは思っていません。


もっともそれは、何でも安価で買える日本という国に生きているからかも知れませんけれど。


多くのモノを所有しなくても、心豊かに生きている人はたくさんいます。

映画「パーフェクトデイズ」が注目されたのも、禅の世界観といいますか、日々生かされていることのしあわせということに、多くの人が気づき始めたからなのではないでしょうか。

自分にとって、一番価値のあることを考えていくと、今自分が大切にしたいことや、やろうと思うことが明確になります。


ぜひ、たまにはそんなことを考えてみることも、自分を知るという意味で大事なのでは?と思うのでした。


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