こんにちは。

マインドコーチ&「居待月」という居酒屋を運営&一般社団法人チアフル の代表理事をしております丸山伸予です。

 

今日もこのブログを開いてくださり、ありがとうございます。

 



今日は、花まる学習会代表の高濱正伸氏がとあるYouTubeで発言されていて、なるほど~と思ったことをシェアさせていただきますね。

それは・・・
「口頭言語の学びが人間の質をあげる」ということです。

口頭言語とは、子供が自然に習得する、話し手と聞き手との間で口頭の音声を用いたコミュニケーションだとウィキペディアには記されています。

ですので高濱氏は、親の言葉の使い方が厳密だと子供は伸びると説いているのです。


たとえば、親が子供の話しを聴いている中で・・・

子供が「楽しかった!」と話すのを、それって「嬉しかっただよね?」と指摘してあげると、子供はそこで自分の正確な感情表現について学んでいくわけです。

たまに大人でも、「太い本」という表現をする人がいるのですが、正確には「厚い本」でしょ?と、驚くことがあります。


厚みとは板状や箱状の高さを示すことが多く、太さは筒状の断面の直径を指します。

ですので、「太い本」という表現をする人に出会うと、その人の親が使っているからそうなるのか、今まで誰にも指摘されずそのままきたのか、どちらなんだろう?って思うことがあるのです(^^;

 

幼い頃に親から正しい口頭言語を学べる子供はラッキーです。

たとえ親から指摘をされなくても、本が好きで本をよく読んでいる子供は、正確な口頭言語を理解している場合が少なくありません。

ですが、やはり話しの中でのやりとりで学ぶ言語力というのは、その後の子供の発達に欠かせないものなのだろうなと感じるのです。

高濱正伸氏が、親が医者だと子供も優秀なことが多いのは遺伝ではなく、実はこの口頭言語のなせる業なのだと話していていました。

つまり、家庭のなかで交わされる会話そのものが重要なのだと。

確かに、親の「今日学校で何の授業が楽しかった?」の質問に対して、子供が「給食!」と答えたときに・・・

「給食は授業じゃなないよね?授業は何が楽しいと感じたの?」と質問しなおす親と、「あ、お父さんも給食が一番楽しかったよ」と答える親では、明らかに違いがあるのがわかりますよね?

質問を正しく聞いてその質問に正しく答えることを教えるのは、学校ではなくまずは家庭なのです。

高濱氏は、親子の会話をちょっと耳にするだけで、この子は伸びるとかそうではないとわかってしまうとのことでした。


そういえば、息子のお友達を思い出しても、優秀なお母さんを持つ子供はたいてい優秀でしたね。

家庭内では、子供はどうしたって父親より母親との会話の方が断然多くなりますから。


こちらが言葉を発するときや、相手に答えを促すときの「タイミング」や「間」も、人との会話の中で培われるものです。

そう考えると、やはり「言葉」と「会話」は侮れませんね。

子供がなにか質問してきたときに適当に流している親もいますが、それは子供の成長のチャンスを逃しているのと一緒なのですよね(^^;


私がご提供しているマインドコーチングや、店での接客も、ベースは会話です。

会話が人にとってとても大きな意味を持つことを、高濱氏の言葉から再確認させていただきました^^


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