こんにちは。

マインドコーチ&「居待月」という居酒屋を運営&一般社団法人チアフル の代表理事をしております丸山伸予です。

 

今日もこのブログを開いてくださり、ありがとうございます。

 



人からの誘いを受けてOKした後、その誘いを反故にしないことは、相手にはもちろん自分にとっても大切なことです。

逆に、誘いを受けてOKしたにもかかわらず、結局その誘いを反故にしたら、その後相手からの信頼を取り戻すのはとても大変ですから。

 

ですが、そのときは誘いに乗ったはずなのに・・・結局無かったことにする人っていませんか?


たとえば・・・

学生時代の友達数人と「旅行に行こう!」と話が盛り上がり、〇月△日に決行することまで決まったとします。


幹事を務めてくれた人が移動手段や宿まで決めて、後日スケジュールを知らせてくれ、いよいよ翌日が出発となりました。

ですが、参加するはずだったひとりから

「実は、仕事の予定がどうしても変更できなくて、行けなくなった」と言ってきたら、どうでしょう?


もちろん、突然予想外のこと(身内の不幸や自分の体調不良など)が起きることもあります。

そのような事情であれば、仲間や幹事も「仕方ない」と思ってくれるでしょう。

ですが、実は最初から「あまり気がすすまない」とか「仕事の変更がつかないかもしれない」と当人が思っていたとしたら、その人は信頼を失いかねませんよね(^^;
 

 

恐らくそのような人は、人からの誘いを断ることがいけないことだと思っているのです。


せっかくみんなが盛り上がっているのに、水を差すようなことをしてはいけないとか・・・

誘いを断ると、自分がぬけ者にされそうだとか・・・

でも、よ~く考えたら(よく考えなくてもですが(^^;)、前日予定をキャンセルする方がよほど周りに迷惑をかけるのに、そのことに気づかない、いえ気づきたくないのです。

なぜって、誘いを断ることは、そのような人にとって 断ることイコールいけないことなのですから。


きっと、そのような人は、自分自身が誘いを断られるのがとても嫌な(怖い)のでしょうね。

そうでなければ、誘いを断ったとしても罪悪感やうしろめたさを感じることは無いはずですから。

つまり、みんなが居る場で空気感を乱すより、前日に「どうしても行けない」と断る方が良いと思っているわけです。

でも、本当にそうでしょうか?

私は個人でも仕事をしていますし、ましてや店の運営において、当日のドタキャンはとても迷惑だと感じます。

約束を守る気が無いのなら、最初からNOと言って欲しいと思いますもの。

それに、NOを言うことが悪いことだなんてちっとも思いません。

むしろ、まわりの顔色を気にして、本当はNOなのにYESという人の方が信用できないなと感じますから(^^;


もし、人からの誘いを断ったら悪いと思っている人は、一度自分の心に正直になって「断る」ことをしてみて欲しいと思います。

案外、誘いを断ったとしても、相手は「そうなんだ」で済むと思いますよ。

それこそ、面と向かって「気がすすまない」と言う必要はなく、最初から「その日は先約があって」と言えば良いのです。

嘘も方便ですね^^


誘いを断れない人は、基本的に優しい人なんだと思います。

ですが、人に優しくする前に、まず自分に優しくしてください。


なぜなら、NOをYESと答えることは、そもそも自分の本音を我慢しているということですものね。


3月28日(木)開催予定の、「個別鑑定付き・自信を持つ方法」を考えるお話し会でお話してくださる伊岡森とくさんも、自分をいじめないことがとても大事だとおっしゃっています。

そんなとくさんのお話会で、NOと言える自分になれるヒントが得られるかも知れません。

ご興味のある方は、こちらをご覧くださいね。