こんにちは。
マインドコーチ&「居待月」という居酒屋を運営&一般社団法人チアフル の代表理事をしております丸山伸予です。
今日もこのブログを開いてくださり、ありがとうございます。
人は物事に対して、無意識にランク付けをします。
好き、嫌いに対してもそうでしょうし、単に物事だけでなく人に対してもしてしまうことがあります。
AさんよりBさんの方が優れているとか、CさんよりDさんの方が偉いとか・・・。
単純に、目で見えるものに対してランク付けしてしまうのはわかります。
背が高い低いとか、年齢が上とか下とかですね。
ですが・・・
「立派である」とか、「偉い」というのは、それぞれ個々の基準であって、自分の基準がすべてに当てはまるというものではありません。
以前、居待月にいらしたいたとある省庁にお勤めだった方を、「偉い」と評された男性がいました。
私は、その方がその省庁にお勤めになるために努力されたのでしたら、それは立派だと思いますが、省庁にお勤めだから偉いとは思わないのです(^^;
なぜって、人はそれぞれ自分に合った職業を選んで、この世の中のために生きていると思うからです。
ですが、出身大学や職業によって、人のランク付けをする人って、まだまだいるのですよね。
また、会社の役員や代表取締役という肩書をもっているから〇〇さんより凄いとか、資格試験を受けてその資格を手に入れているから〇〇さんより凄いとか。
ですが・・・
人にランク付けをする人というのは、常にその集団の中にあって自分の位置付けが気になっているということなのです。
それって、もしかしたらマウントをとりたがる人より面倒だと思いませんか。
そもそも、集団の中での順位が気になるのは、自分に自信が無いからです。
そして、集団の中で力のある人に寄り添っていれば、自分を引き上げてもらえると勘違いする人でもあります。
人は、すべて同じではありませんし、色々な人がいるから面白いとも言えます。
リーダーシップがとれる人もいれば、二番手でいることで力が発揮出来る人もいます。
一匹狼でいる方が力を発揮できる人や、群れないでひとりでいることを選ぶ人もいます。
隣の人と自分を比べたところで、自分というものは変わりません。
隣の人のようになりたいと努力するなら良いですが、単に人と比べて自分をダメだと思うなら、そんなことはしない方がいいのです。
世界で活躍する一流と呼ばれる人には、ライバルはいても、結局はいつも自分自身が比べる相手なのです。
昨日の自分より、今日の自分が成長できているか?というようにです。
人と比べたくなったら、自分が何を比べようとしているのか。
なぜ、比べることをしようとするのか、その心の奥を観てみると、ご自分の本心に気づくことが出来ると思います。
本当の自分、今現在の自分に気づくだけで、人と比べることなく生きることができますよ 。