こんにちは。
マインドコーチ&「居待月」という居酒屋を運営、そして一般社団法人チアフル 代表理事をしております丸山伸予です。
自分のことで悩むことってありませんか?
自分のことなのだから、誰しも一番自分がよく知っていると思っているでしょう。
けれどそう思っていたとしても、自分のことで悩むことは多いはず。
なぜなのでしょう?
それは・・・
ときには、人は自分自身に嘘をつくからです。
たとえば、浮気した夫を許したくないのに許しているふりをしている女性の場合。
本当は、浮気をした夫を思うと落ち着かない気持ちになるのですが、浮気をする父親とそれを黙認する母を見ていて、「妻は夫の浮気を許すもの」だと思ってしまっている自分がいるのです。
それに、浮気をしたことは事実なので、それをいくら責めたところでしてしまったことを無かったことにすることは出来ませんので、諦めの気持ちもあるのです。
もちろん、世間体や親への面子もあって、離婚するなんてとても言えないと思っています。
ですが・・・
浮気をした夫のことは、心の奥では許せないのです。
この気持ちが、ふと湧き上がってくると、仕事も家事も手につかなくなり、イライラしてくるのです。
けれど、「許さなければ」という思いが強いために、誰にも相談することが出来ません。
そして、どんどん自分の気持ちが麻痺してきて、夫が何をしようがどうでもよくなり、仮面夫婦のようになっていくことを止めることが出来なくなるのです。
このような女性は、「きっと世の中の夫婦は、みんなそんなもの」と思って過ごしているでしょう。
けれど、それでしあわせかと聞かれれば、当然そんなことはないのです。
人は、自分の心に嘘をつくと、それがどんどん心の中に溜まって澱となり、自分の気持ちに鈍感になっていくのです。
人は、長年思い込んでいることや、自分ってこういう人だという概念が出来上がっている場合は、なかなか自分の本音に気づけないのです。
けれど、自分の本音に気づいて、そう思っている理由がわかると何事も腑に落ちます。
そして、自然と自分の行動や考え方に変化が現れ、不思議と他人も変化していくものなのです。
この、自分ではなかなか気付けない自分の本音に寄り添わせていただくのが、コーチの仕事です。
自分の心の葛藤や、やろうと思っているのになかなか着手できない場合などは、実は自分自身に嘘をついている(気づいていない)ことが多いのです。
自分のことは自分が一番良く知っているというのは、自分の潜在意識は自分を良く知っているという意味です。
ですから、無意識の自分は案外自分を知らないこともあるのです。
上記の例の場合、浮気をした夫を「ゆるさなければいけないと思っている」ことに気づくことが大事なのです。
おそらく、許すことで得られるメリットと、許さないことで被るデメリットがあるはずです。
また、本当の自分の本心は、夫にとって「自分は必要でない」と言われることを恐れているのかも知れません。
けれど、もし「必要でない」と言われたとして、自分は本当はどうしたいのか?がわかれば、きっと「許さなければいけない」という思いを手放せるのではないでしょうか?
その想いを手放してからが、本当の自分を生きるということです。
そして、自分の本音を知ると言うことは、自分の人生をより楽で豊かにしてくれるものなのです。
どうぞ、自分自身に正直になって、望む人生を手に入れちゃってくださいね。
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