こんにちは。

 

マインドコーチ&「居待月」という居酒屋を運営しております丸山伸予です。


 

誰しも、一度や二度は、親しい相手や信頼している相手に対して、「傷つけられた」と感じたことがあるのではないでしょうか?


たとえば、大学に行きたいと思って相談したのに、「女の子は大学なんて行かなくてもいい」と父親から言われたという話を聴いたら・・・

きっと、ほとんどの女性は「それは酷いわね」と共感するのではないでしょうか?

そして、当然言われた本人は、父親に裏切られたという感情を持つと思うのです。


では、なぜ「裏切られた」と感じるのかといいますと、それは、自分が思っている答えと同じことを相手に求めているからなのです。

親に「大学に行きたいんだけど」と相談したら、本当は「応援しているから、頑張って受験しなさい。」と言って欲しかったわけですよね。

なのに、女の子に大学に行く必要がないなんて、なんて酷いことを言うのだろう・・・と。

つまり、自分の気持ちが踏みにじられたことと同時に、女の子に学歴は必要ないと思っている考えそのものに腹を立てたということですね。

そうなんです。

人は自分が期待した通りの答えを得られない時に、相手を責めたくなったり、裏切られたと思って傷つくのです。

これって裏を返せば、最初から父親が「女の子に学歴は必要ない」と思っている人だと知っていたら、こうはならないのです。

最初から知っていたら、違う角度から話しを持って行くでしょうし、「お父さんには迷惑をかけないから、大学に行きます」と話しをすればいいのですから。


人は皆、相手に期待をして、期待通りの答えが返ってこなかったときに、感情が乱れるのです。

ではどうすれば、その感情を波立たせなくて済むかと言いますと・・・

「そうか。相手は自分とは違う意見だったんだな」と受け取れば良いだけなのです。


人は自分の常識や考えが、一番正しいと思って生きている生き物です。

だから、自分の考えの及ばないことや反対の意見などを言われると、一瞬自分が否定されたように気持ちになるのです。

けれど本当は、そんなことはありません。

ただ相手は、自分の意見を述べたに過ぎませんから。


なので、期待通りの答えを得られずに心が乱れるときは、ただ「相手はそう思うんだ」と受け取れば良いだけなのです。

そこで我を張ったり、相手に屈指させようとするとトラブルに発展しかねませんからね(^^;

 

常に自分の心の動きを察知できる人は、相手の言動で心が乱れることはありません。

そういう人になりたいものですね。

 

 

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