こんにちは。
マインドコーチ&「居待月」という居酒屋を運営しております丸山伸予です。
今日から12月。
本当に時が過ぎるのは早いですね。
私は8月が終わるとすぐに年末がやってくると感じているのですが、年々その速度が速くなっている気がします(^^;
さて、師走の今月は、お仕事で忙しい方も多いとは思いますが、仲の良い仲間たちや、恋人やパートナーとの会食が楽しみな時期でもありますよね。
ただ、この忙しい時期だからこそ、相手のことを考えて本音を言えないことが苦しいと思っている方もいるではないでしょうか?
相手の仕事が忙しいのでは?と気遣うあまり、会いたいのに会おうと言えないとか・・・
逆にひとりの時間が欲しいと思っているのに、会いたいと言われると断れないとか・・・
相手に嫌われたくないという気持ちもわかりますが、本音を言えない関係というのは辛いものがありますよね。
さて、ではなぜ相手にストレートに自分の本音を言えないのでしょうか。
それは、日本の教育や文化の中に、「空気を読むことが大事」であったり「みんな仲良く」が正義という風潮があるからだと思います。
そして、相手に気を遣うことが正しくて、そうでないとダメな大人というレッテルを貼られると思うからではないでしょうか?
もちろん、相手のことを考えず自分のエゴを丸出しにするのは如何なものかと思います。
けれど、「自分のエゴを出すこと」と「本音を言わないこと」はまったく別物なのです。
会いたいのに会えないという事実があった場合、「どうして会えないの?」と相手に会うことを要求するような言動をするなら、それは相手を無視したエゴです。
けれど、会えないことに対して自分が感じる思い・・・たとえば「会えなくて寂しい」は自分の感情です。
「会えなくて寂しい」は自分の本音ですから、これを相手からどうこう言われる筋合いのものではありません。
ただ、相手に自分の気持ちを正直に伝えているだけだからです。
「会えなくて寂しい。だから絶対に会いたい」というのが、エゴなのです。
自分が相手にどう思われているかなんて、実は相手にしかわからないことです。
ですから、相手がどう思っているだろうなどと悩むことは、実はとても無駄なことなのです。
とはいえ、自分の思いを相手に伝えなければ、相手はこちらの本音に気づくことはできません。
顔色を窺ったところで、相手が思っていることのすべてなど分かるはずもないのですから。
自分の本音を伝えづらいときには、淡々と「〇〇と感じています」とだけ伝えましょう。
相手に要求するのではなく、ただ自分の思いを述べるだけです。
会いたくない場合は、淡々と「その日は先約があって会えません」と言えばいいだけです。
何も、会いたくない理由を相手に説明することはありません。
これは、「嬉しい」という理由を長々と説明する必要がないことと一緒ですね。
人に気を遣う八方美人の人は、たとえ万人に良い人と思われたとしても、唯一の人として大切にされるかと言えば、それはちょっと違うと思いませんか?
それは八方美人は、表面でしか相手と接していないからです。
本音を言い合えてこそ、関係が深まるのです。
そして、その本音をきちんと受け取り合えることこそが、一番大切なのではないかと思います。
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