こんにちは。

マインドコーチ&「居待月」という居酒屋を運営しております丸山伸予です。



昨日は、こんな素敵な鏡がしつらえてある高田馬場のイタリアンレストランへ行ってきました。






お料理の盛り付けなども洒落ていて美味しかったのですが・・・

この店のオーダーの仕方が、なんとスマホだったのですビックリマーク

テーブルに通されると、テーブル席の伝票にQRコードが記されていて、それを読み込むとお店のメニューが見られてオーダー出来る仕組み。

たしかに、このオーダー方法だと間違いもありませんし、いちいち店員さんを呼ぶ必要もありません。

店員さんも、オーダーされたお料理やドリンクを運ぶだけですので、手間がはぶけますし、お会計も楽。

おそらく、店側からしてもお客側からしても、双方で楽なのだと思います。


ですが・・・

ちょっと味気なく感じてしまったのは、私だけでしょうか(^^;

コロナになって、人は以前にも増して他者との接触を避けようとしています。

けれど、お店に行って食事をする場合は、その店のスタッフの人たちとの会話も食事の一貫の気がするのです。

たとえば、メニューを選びながらお勧めのドリンクやお料理を選ぶことも然りです。

それを、デリバリーのようにスマホで済ませてOKといういうのは、簡単ではあるけれどあまりにも殺伐としている気がしたのです。


おそらく今後飲食店も、徹底的にAIを駆使して人件費を抑える非接触型の店と、人と人の触れ合いや会話に重きを置いた接触型の店と、二極化していくのでしょうね。

これは、どちらが良いとか正しいとかいう問題ではありません。

ただ、人というものはひとりでは生きていかれない生き物だということを忘れてはいけないと思うのです。

昔、ローマ帝国時代に、赤ちゃんを使った研究(実験)がなされました。

生まれた赤ちゃんに対して、人が笑顔で接して世話するグループと、ただ機械的に食事や着替えなどの世話をしたグループに分けて、その後の彼らの発達を調べたのです。

すると、機械的に世話をされた方のグループの赤ちゃんは、半数以上が2年以内に死亡し、その半分も成人になる前に死亡。

そして、生き残った人たちには、精神疾患や情緒疾患がみられたとのことです。

人間は、笑顔や声掛け、優しいスキンシップなどがあって、初めて満足するものなのです。

ただ、生きているだけでは、人としての魂は発達しないのですね。


今の社会でも、モノにばかり執着する人がいる一方、心を大事にする人も多く現れています。

お金を稼げる人が偉いというような風潮もみられますが、お金は単なる幸せになるためのツールのひとつです。

きれいごとを言うわけではありませんが・・・

人はみな、お金よりももっと自分を満たして幸せにするものがあることを、本当は知っているはずです。

現代の便利さゆえの不幸というものも、合わせて考えていきたいものですね。


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