お相手の年収が気になる人☆

こんにちは。

女性の自立サポートコーチの丸山伸予です。


店を運営していると、色々な方にお会いします。

たとえば、独身でパートナーが欲しいと思っている独身の方とか。


先日は、若い独身の女性に「どんな人と結婚したいの？」という質問が、お客様同士でなされていました^^

すると、その女性は可愛らしい顔で、「イケメンの年収800万以上の方」とお返事されて・・・

私は、外見を気にするのはアリだとしても、相手に年収の高さを要求するのはバブルの頃だけでは無かったのね・・・と、妙なところに感心してしまったのですが（笑）


確かに、結婚ともなれば、年収を気にする気持ちもわかります。

女性は、現在は仕事をして収入があったとしても、いざ出産、育児となれば、今と同様の収入が確保できるかわかりませんから。

でも、でもですねぇ、その800万という数字は、いったいどこから出来てきたのでしょう？と、思うわけです（笑）


男性35歳の平均年収は、国税庁『平成28年度分民間給与実態統計調査』によると、433万だそうです。

そして、35歳～40歳の平均年収は512万。

だとすると、800万の年収のある40歳の男性に出会える確率は、どれくらいかって思います。

なぜなら、ルックスもよくて年収が良い男性は、他の女性がしっかりと掴んで離さないに違いないからです。

今、パートナーがいなくて、これからお付き合いしようと思っているのなら、自分の価値を上げない限り、その手の男性とのご縁は日に日に遠ざかるでしょう。


結婚は、日常生活の連続です。

結婚する時に、高い指輪をプレゼントされたとしても、翌年に無一文だったどうでしょう。

相手がどんなに高収入を得ていても、それがずっと続くなんていう保証はありません。

リストラや減俸はもちろんのこと、本人がもし事故や病気で働けなくなってしまうことだってありえるわけですから。


そもそも、条件から人を好きになるって、如何なものでしょう。

条件で相手を選んでいるのだとしたら、自分も条件で選ばれているということを分かっていたほうが良いと思います。

あなたが年収で男性を選ぶなら、相手は若さやルックスであなたを選ぶかも知れません。

ですが、年齢と共に外見は衰えるもの。

そうなった時に、あなたが武器になるものは、若さやルックスの他にありますか？

実は、結婚は自分が何をしてもらえるのかではなく、相手に何をしてあげられるかだと思うのです。


さて、そんな偉そうなことを申し上げておいてなんですが・・・

実は、私の元夫は条件で言えば素晴らしい人でした。

だから結婚したのかと言われると、それもあったようななかったような^^;

ただ、条件以上に彼が誠実であったことが、大きな決定打となりました。

またその当時、私は自分自身が彼の年収を超えることは不可能だと思っていたのです。


実際に、まだ元夫の年収には届きませんが、それでも私は自分を自分で養えています。

そして何より、好きな仕事をふたつも得て、これからの夢もあります。

もし、ずっと元夫の庇護の元に生きていたら、そんな風には思えなかったかも知れません。


女性には、色々な選択肢があります。

年収の高い男性を選ぶのもアリ。

年収の高い男性に育てるのもよし。

そして、自分自身がその年収を得るという道もあるのです。


どんな仕事が自分に向いているかわからないとおっしゃる方もいるでしょう。

でも、どこかの時点で猛烈に努力したり、がむしゃらに働く時期を経て、それがわかることもあります。

何もしないのに、ポンと目の前に自分の大好きな仕事が現れるはずはありませんから。


ただ、本当に何が好きで、何か嫌い。

何がやりたくて、何がやりたくない。

それを、潜在意識のレベルで観ていくと、やがて自分がやりたいことや、人生の目標が見つかるかも知れません。



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