サンデーTC・社台TC・G1TC・社台GOの2024年募集(2023年産募集)が締め切られ、最終的には、サンデーTCへの申込社台TC・G1TCは見送りました赤ちゃんぴえん

後述の人気中間発表を見ての通り、出資申込馬の激戦必至は明白ですが、それなりの考えを持って果敢に申込をしましたグッ

各クラブの人気中間発表最終回上位人気馬TOP5も掲載していますので、その内容についてよろしければお付き合いください指差し

 

 

  ❶サンデーサラブレッドクラブ

 

※全頭40口募集・測尺6月3日時点

 

 

カタログ・動画などの事前情報をベースに北海道牧場見学ツアーで確認したい馬を出資候補馬と位置づけて募集馬をピックアップ。その中から人気中間発表を見て順位付け・絞り込みをしていきました。2頭申込・2頭出資を狙います指差し

 

①出資申込馬(2頭)

※出資希望順

 

第1希望:14.エクセランフィーユの23(牝)

第2希望:87.インダクティの23(牝)

第3希望:なし

 

 

14.エクセランフィーユの23(牝)

 

 

 

募集総額      5,000万円(1口125万円)

生年月日      2023年2月20日
厩舎            木村 哲也(栗東)

生産            ノーザンファーム

父               スワーヴリチャード

母父            Frankel

主な近親      祖母エクセレンスⅡ
                     (仏重賞勝ち)

                  近親Kasbah Bliss

                     (仏G1勝ち)

                  その他海外重賞馬多数

産時母年齢   7歳(第2仔)

測尺            馬体重:396kg

                  体高   :154.0cm

                  胸囲   :168.0cm

                  管囲   :19.2cm

 

重賞制覇を見据える逸材目がハート

【主戦場】


馬体・血統から主戦場は芝1,600m~中距離とみていますキメてる

 

【馬体・気性】


カタログ・動画で可動域のある軽やかな動き・綺麗な脚捌き・ボリューム感溢れる好馬体が目を惹きます。ツアーでも確認したところ、周回展示での動きの良さやピリッとした緊張感のようなオーラも醸し出しており、とても満足のいくものでした。馬体重も6/3発表時から2週目のツアー時にかけて17kg増加しており、週を追うごとに逞しくなっていることから成長力にも期待大。体質面に不安はなく、気性面は気持ちの切り替えができるので問題なさそうとのことですニコニコ

 

【血統】


スワーヴリチャードはノーザンファーム生産(2014年3月10日生)で、セレクトセールにて馬主NICKSが1億6,740万円で落札したJRA(栗東)所属馬。主戦場は芝中距離(戦績:19戦6勝/獲得賞金:8億9,132万円/主な勝鞍:ジャパンC・大阪杯)

現役時代は、2歳~5歳で活躍。2歳秋にデビューして2戦目で勝ち上がり、3歳緒戦の共同通信杯で重賞初制覇。皐月賞・日本ダービー敗戦後のアルゼンチン共和国杯で古馬を撃破。4歳緒戦の金鯱賞勝利の勢いそのままに挑んだ大阪杯で悲願のG1初制覇。その後、惜しいレースが続きながらも5歳のジャパンCを勝利して現役引退。

ハーツクライの後継種牡馬として2020年に社台SSへスタッドイン。同年より種付けスタート(種付け料:初年度200万円⇒2024年1,500万円。種付け頭数:97頭/年平均)。2023年JRA種牡馬2歳リーディング第3位(AEI:2.32)2023年にデビューした初年度産駒からアドマイヤベルコラソンビート(ラフィアンTC)・スウィープフィート(YGGOC)・レガレイラ(サンデーTC)と続々とG1を含む重賞馬を輩出。先述の通り、種付け料が初年度から7.5倍とかつて類を見ない跳ね上がりは競馬界に衝撃を与えました目がハート

 

エクセランフィーユは、ノーザンファーム生産(2016年2月28日生)で、サンデーTCより4,000万円で募集されたJRA(美浦)所属馬。主戦場は芝のマイル~中距離(戦績:9戦3勝/獲得賞金:3,117万円)。馬体が軽いことに加えて出負けするレースが多いながらも準オープンまで上り詰めて繁殖入り。気性を含めてまともに走れればオープンでの活躍も期待できただけに惜しかったですね。これまでに2頭を出産、デビューしている馬はいませんあんぐり


母の父Frankelは、英国産(2008年2月11日生)。主戦場は芝マイル~中距離(戦績:14戦14勝/主な勝鞍:英2000ギニー・クイーンエリザベス二世S・英チャンピオンS/表彰記録:欧年度代表馬×2回・最優秀4歳以上牡馬・最優秀3歳牡馬)

現役時代は、2歳~4歳で活躍。2歳夏に英国でデビュー勝ち(2着は後のG1馬Nathaniel)、その後は敵なしのレース振りを披露し4戦4勝で2歳チャンピオンに輝く。3歳になっても勢いは増す一方で、英国3冠競走英2000ギニーも快勝。その後は、マイル路線を選択して圧勝での連戦連勝。結局、引退するまで一度も土つかずの順風満帆で現役引退。

(その後、種牡馬としても活躍。日本馬では、グレナディアガーズ(サンデーTC)・ソウルスターリング(社台TC)・モズアスコットを筆頭に国内外で100頭近い重賞馬・リステッド馬を輩出)

BMSとして2023年JRA-BMS全馬リーディング第51位(AEI:2.31)。2021年のランクイン以降驚異的に順位をあげて2024年はTOP30入りも視野に入ってきました。これまでにモズメイメイを含む国内外で3頭の重賞馬・リステッド馬を輩出。まだ頭数が少ないながらも驚異的なAEIをたたき出している点は注目しておきたいところでしょうあんぐり


5代血統表に目を移すとクロスはありませんが、母方のデインヒル・Sir Ivor持ちはアーバンシック(シルクHC)・レガレイラ(サンデーTC)をはじめ活躍馬が出ていることから注目しておきたいポイント。一方、活躍馬の多くはサンデーサイレンスのクロスを持っていますが本募集馬は持っていません。いずれにしてもスワーヴリチャード産駒のサンプルは多くありませんので、今後変わってくることも想定しておく必要はあるでしょう。ハーツクライ系の種牡馬まで広げてみるとルージュエヴァイユ(東京TC・父ジャスタウェイ×母の父Frankel)が本募集馬同様母方にデインヒルを併せ持っています知らんぷり

 

【厩舎】


木村哲也調教師は、51歳(1972年11月16日生)で神奈川県出身。JRA競馬学校厩務員課程入学後に佐藤征助厩舎で厩務員、高橋裕厩舎で調教助手、勢司和浩厩舎で調教助手と厩務員、中川公成厩舎で調教助手を経て2011年に美浦TCにて厩舎開業。

毎年リーディング上位に名を連ね、これまでにJRA通算390勝・中央&海外重賞31勝(うちG1を10勝)。JRA賞(最高勝率調教師・優秀技術調教師)など数多くの賞を受賞。歴史的名馬イクイノックス(シルクHC)・2024年優駿牝馬勝ちのチェルヴィニア(サンデーTC)・2024年日本ダービーに挑戦したレガレイラ(サンデーTC)をはじめ、馬名をあげれば切りがないほどのノーザンファーム生産有力馬を中心に手がけている名門厩舎です指差し

 

【まとめ】


❶クラブ・❷馬体・❸厩舎は文句なし!特に小ぶりの母から標準サイズまで成長しそうな点は良いでしょう。あとは、成長していくにつれて気性面がどっちに転ぶかが大きなポイントになると見ています。馬体・動きを見れば見るほど本馬の持っているポテンシャルには相当なものを感じますし、母の父Frankelの爆発力と母系の活力から期待値が高くなることは必然でしょう。さり気ない左後一白も加点。母エクセランフィーユを含むサンデーTCで幾多の活躍馬を管理していた木村哲也厩舎預託が人気に拍車をかけており、人気中間発表最終回の第1希望48票(ランキング第6位)でございます!どうあがいても激戦必至は避けられません!!それでも重賞制覇を期待できる逸材と見て第1希望で申し込みました流れ星馬流れ星

 

 

87.インダクティの23(牝)

 

 

 

募集総額      4,000万円(1口100万円)

生年月日      2023年3月23日
厩舎            寺島 良(栗東)

生産            ノーザンファーム

父               リオンディーズ 

母父            ハーツクライ

主な近親      半兄ケイデンスコール
                     (重賞2勝)

                  全兄インダストリア

                     (重賞1勝)

                  近親サツカーボーイ

                     (最優秀2歳牡馬・最優秀スプリンター

                        G1含む重賞4勝)

                  近親ステイゴールド

                     (海外G1含む重賞4勝)

                  近親ショウナンパンドラ

                     (最優秀4歳以上牝馬

                        G1含む重賞2勝

                  その他重賞馬多数

産時母年齢   15歳(第8仔)

測尺            馬体重:371kg

                  体高   :149.0cm

                  胸囲   :166.5cm

                  管囲   :20.3cm

 

寺島厩舎で桜花賞へ目がハート

【主戦場】


馬体・血統から芝1,400m~1,600mとみていますキメてる

 

【馬体・気性】


カタログ・動画で逞しい胸前の筋肉・上品な顔立ちが目を惹きます。ツアーでも確認したところ、穏やかで人懐っこさや周回展示での立ち居振る舞い・動きにも問題ありませんでした。この先も雄大な馬体への成長は難しいですが、確実に逞しくなっていることから成長力も見込めそうですニコニコ

 

【血統】


リオンディーズは、ノーザンファーム生産(2013年1月29日生)でキャロットCより1億2,000万円で募集。主戦場は芝中距離(戦績:5戦2勝/獲得賞金:1億3,040万円/主な勝鞍:朝日杯FS/表彰記録:最優秀2歳牡馬)。

現役時代は、2歳~3歳で活躍。2歳新馬勝ち後に格上で挑んだ朝日杯FSを制覇して一気に頂点に立ちました。3歳では、弥生賞をステップに挑んだ皐月賞と日本ダービーではともに5着、その後秋初戦直前に全治9ヶ月以上の故障で現役引退。

キングカメハメハの後継種牡馬として2016年にブリーダーズSSにスタッドイン。2017年より種付けスタート(種付け料:初年度150万円⇒2018年200万円⇒2021年300万円⇒2022年以降400万円と右肩上がり。種付け頭数:145頭/年平均)。2023年JRA種牡馬全馬リーディング第19位(AEI:0.86)2018年産・2019年産と立て続けに重賞馬を輩出。2024年にテーオーロイヤルが産駒初のG1制覇(天皇賞・春)を成し遂げたことは記憶に新しいところでしょう目がハート

 

インダクティは、ノーザンファーム生産(2008年3月3日生)でサンデーTCより1,400万円で募集のJRA(美浦)所属馬。主戦は芝中距離(戦績:29戦2勝/獲得賞金:3,738万円)。現役時代は、2歳~6歳と長期に渡り活躍。これまでに8頭を出産、勝ち頭はケイデンスコール(サンデーTC・戦績:26戦4勝/獲得賞金:2億1,952万円)。活躍馬を続々と輩出しているダイナサツシユ牝系ですひらめき

 

母の父ハーツクライは、社台ファーム生産(2001年4月15日)で社台TCより6,000万円で募集されたJRA(栗東)所属馬。主戦場は芝中距離(現役時代:戦績19戦5勝/獲得賞金:5億5,573万円/主な勝鞍:有馬記念・ドバイシーマC/表彰記録:最優秀4歳以上牡馬)。現役時代は、3歳~5歳で活躍。3歳でデビュー勝ちすると若葉Sをステップにクラシック3冠競走へ出走(日本ダービーで2着)、4歳で挑んだ有馬記念では当時最強馬の称号を手にしていたディープインパクトを抑えての勝利、勢いそのままに5歳でドバイシーマCも制覇。
(その後、種牡馬として社台SSにスタッドイン。ジャスタウェイドウデュースリスグラシュー(キャロットC)を筆頭に国内外で60頭を超える重賞馬・リステッド馬を輩出)
BMSとして2023年JRA-BMS全馬リーディング第9位(AEI:0.97)。2015年のランクイン以降驚異的に順位をあげて2019年にTOP50入りを果たす。これまでにTagaloaエフフォーリア(キャロットC)を含む12頭の国内外重賞馬・リステッド馬を輩出。残念ながら2023年にこの世を去りましたが、今後はBMSをはじめ先々まで血を繋いでいくことが確実な競馬界の至宝と言える存在ですニコニコ

 

5代血統表に目を移すとサンデーサイレンス3×4の王道クロス。父リオンディーズの重賞馬6頭のうち5頭がサンデーサイレンス3×4という点は心強いデータです目がハート

 

【厩舎】


寺島良調教師は、42歳(1981年6月27日生)で岐阜県出身。JRA競馬学校厩務員課程入学後に大久保龍志厩舎で厩務員と調教助手、松田国英厩舎で調教助手を経て2016年に栗東TCにて厩舎開業。

3年目の2018年以降リーディング30位レベルを堅持し、これまでにJRA通算213勝・中央&地方重賞7勝(うちJpn1を1勝)。2022年新人騎手育成賞を受賞。2023年には、キングズソード(ユニオンOC)で待望のJpn1勝ちを果たして、今後の更なる飛躍が期待されている厩舎です指差し

 

【まとめ】


❶クラブ・❷血統・❸厩舎はピカイチ!で測尺の物足りなさ補うには十分でしょう。測尺に関しては、母インダクティの産駒の傾向から発表前に概ね想定していた数字でしたので驚いていません。胸やトモの筋肉が想像以上に良かった一方、トモの筋肉に物足りなさを感じましたので、成長と強化が待たれます。先述の通り、ダイナサツシユ牝系の活力から拡がる兄や近親の活躍を踏まえると本募集馬の持っているポテンシャルには相当なものを感じており、爆発力は十分でしょう。また、父リオンディーズはNorthern Dancer系のクロスが強いので、5代血統表の母方にNorthern Dancerがいないことはプラスとなると推察。こちらは、人気中間発表最終回の第1希望7票・第2希望43票でございます!やはり激戦必至は避けられない状況とみて間違いなし!!今後の着実な成長を期待しつつ、寺島良先生と重賞勝利で喜びが分かち合えることを夢見て第2希望で申し込みました流れ星馬流れ星

 

②人気上位馬TOP5

 

※6/20現在・第1希望票数順かつ募集番号順
   馬名下(①希望票数詳細・②父×募集価格

               ③生産牧場×調教師)

 

競馬第1位:100票(総数121票)競馬

46.ソシアルクラブの23(牡)

      ①第1:100・第2:13・第3:8

      ②フィエールマン×4,000万円

      ③ノーザンF×手塚貴久(美浦)

 

競馬第2位:60票(総数79票)競馬

72.スペルオンミーの23(牝)

      ①第1:60・第2:14・第3:5

      ②シスキン×2,400万円

      ③ノーザンF×吉岡辰弥(栗東)

 

競馬第3位:59票(総数68票)競馬

75.ヤンキーローズの23(牝)

      ①第1:59・第2:4・第3:5

      ②コントレイル×1億円

      ③ノーザンF×中内田充正(栗東)

 

競馬第4位:54票(総数75票)競馬

59.ピノの23(牡)

      ①第1:54・第2:13・第3:8

      ②キタサンブラック×8,000万円

      ③ノーザンF×友道康夫(栗東)

 

競馬第5位:51票(総数78票)競馬

26.レディキュールの23(牡)

      ①第1:51・第2:14・第3:13

      ②ナダル×3,600万円

      ③ノーザンF×林徹(美浦)

 

 

  ❷社台サラブレッドクラブ

 

※全頭40口募集

 

 

結果論ですが、第1次募集での申込みはしておりませんあんぐり

 

人気中間発表上位馬TOP5

 

※6/20現在・第1希望票数順かつ募集番号順
   馬名下(①希望票数詳細・②父×募集価格
               ③生産牧場×調教師)

 

競馬第1位:87票(総数105票)競馬

81.カトマンブルーの23(牝)

      ①第1:87・第2:13・第3:5
      ②ゴールドシップ×1,800万円
      ③社台F×宮本博(栗東)

 

競馬第2位:85票(総数121票)競馬

29.アサクサティアラの23(牡)

      ①第1:85・第2:22・第3:14

      ②ナダル×2,400万円

      ③社台F×蛯名正義(美浦)

 

競馬第3位:74票(総数107票)競馬

13.ジュマイエルの23(牝)

      ①第1:74・第2:18・第3:15

      ②コントレイル×3,200万円

      ③社台F×池上昌和(美浦)

 

競馬第4位:52票(総数75票)競馬

08.ハーレムラインの23(牡)

      ①第1:52・第2:10・第3:13

      ②キズナ×4,000万円

      ③社台F×嘉藤貴行(美浦)

 

競馬第4位:52票(総数64票)競馬

84.ラナモンの23(牡)

      ①第1:52・第2:6・第3:6

      ②キズナ×4,000万円

      ③社台F×須貝尚介(栗東)

 

  ❸G1サラブレッドクラブ

 

※全頭40口募集

 

 

出資候補馬をツアーでも確認しましたが、実績などの兼ね合いを踏まえて第1次募集での申込みは見送りましたキメてる

 

人気上位馬TOP5

 

※6/20現在・人気順(第1希望票数)かつ募集番号順
   馬名下(①希望票数詳細・②父×募集価格

               ③生産牧場×調教師)

 

競馬第1位:53票(総数65票)競馬

38.スパイスドパーフェクションの23(牝)

      ①第1:53・第2:9・第3:3

      ②コントレイル×5,000万円

      ③追分F×矢作芳人(栗東)

 

競馬第2位:49票(総数64票)競馬

26.クライリングの23(牡)

      ①第1:49・第2:11・第3:4

      ②シスキン×3,000万円

      ③追分F×上原佑紀(美浦)

 

競馬第3位:40票(総数52票)競馬

36.ワッツダチャンセズの23(牝)

      ①第1:40・第2:6・第3:6

      ②キタサンブラック×3,000万円

      ③追分F×福永祐一(栗東)

 

競馬第4位:40票(総数44票)競馬

53.ソロダンサーの23(牝)

      ①第1:40・第2:2・第3:2

      ②ルヴァンスレーヴ×2,000万円

      ③追分F×新谷功一(栗東)

 

競馬第5位:37票(総数53票)競馬

45.ワンダーオブリップスの23(牝)

      ①第1:37・第2:11・第3:5

      ②エピファネイア×4,000万円

      ③追分F×斎藤誠(美浦)

 

※各クラブよりコメントなどの転載・引用許可済

※指標:自分調べ(複数のツールを使用して算出)

 

続いて社台グループオーナーズ(地方)編に続きます赤ちゃんぴえん