皆様こんばんは。

金ない、学ない、能力ない、おまけに足が臭い弱者男です。


今回は私のコイン紹介第3弾となります。

例の如くあまり需要はないかもしれませんがお付き合いいただけると幸いです。


【基本情報】 

発行国:イタリア

発行年:1914年

発行枚数:不明

カタログ番号:KM-Pr17 Prova/pagani-241

レアリティ:R〜RR
鑑定会社:PCGS
グレード:SP64

鑑定枚数:PCGS 2枚、NGC 7枚

※detailグレードの枚数は不明



近代イタリアコインの中で最も人気が高いと言われるQuadriga Briosaデザインの2リレ銀貨のPROVAです。
当該コインのPCGSのラベルではP(PATTERNの意味)の表記があるため、試作貨の扱いを受けています。
但し、国内オークションなどでは贈呈用プルーフ貨と説明されている場合もあるので私自身、何が正しいのかよく分かっておりません笑

ちなみにイタリアコインにおけるPROVAについての豆知識をちょっとだけ記載してみます。(そんなの知ってるよ、という方も多いと思いますが。。)

【豆知識その1】PROOFとPROVAについて

英語のPROOFとイタリア語のPROVAはどちらも

ラテン語の probāre(試す・確かめる・証明するなど)が語源になっているみたいです。

コイン界隈ではPROOFというと鏡面仕上げやマット仕上げといったコインの見栄えを良くするための加工を指していることが多いですが、本来的な意味は「試験」的な意味となっていることから、イタリア語のPROVAは本来的な意味のPROOFと同義と考えて良いと考えます。

(と、いうことは当該コインの扱いはとりあえず試作貨で良いのかもしれません。)


【豆知識その2】PROVAのタイプ

イタリアのPROVAコインには複数のタイプが存在しており、割と良く見かけるのはPROVAやPROVA DI STAMPA、レアなものになるとやPROVA TECNICAや1ª PROVAなどがあるようです。
(他にもあるかもしれないです。また、全ての試作貨に各PROVAコインが存在しているというわけでもないようです。)


それぞれの意味合いは下記となるようです。

①PROVA → デザインを決める際の試作

②PROVA DI STAMPA→極印・打刻状態確認用の試作

③PROVA TECNICA→技術試験目的の試作

(PROVA DI STAMPAと何が違うのか不明)

④1ª PROVA→最初期段階の試作(本当の意味での試作貨はこちらかと思います)


④タイプのコインは1913年号のQuadriga Briosaの2リレ銀貨や5リレ銀貨に存在するようですが、めちゃくちゃ希少性が高く(R3〜R4)価格もやばいです。

今年のTICCで1913年5リレ銀貨の1ª PROVAが日本の某コイン商にて1,200万円くらいで販売してたような記憶があります。

銀貨でこの値段は本当に恐ろしい限りです。。。(そしてめっちゃ欲しい。。)


話は2リレに戻りますが、こちらのコインは試作貨の割りには鑑定枚数はそこそこ多く(PCGS、NGC合わせて9枚)、且つ裸の状態のものが特に海外オークションではそれなりに出回っていることから、超絶レアというほどではなく、おそらく残存枚数は100枚くらいはあるのかなぁ、と予想しております。
(あくまで私の予想なので、全然当たっていない可能性があります。ご了承下さい。)


私のSP64は数年前に国内オークションで落札したものでして、それなりの金額になったものの、やはりデザインがめちゃ格好良く、暫くは手放すことはないかなぁと考えております。



。。。肝心の2リレの話が薄いですが、とりあえずこんなところでしょうかね。

それでは今回はこの辺で。

お付き合いいただきありがとうございます。