さて、海外旅行やアンコールワット遺跡群などに興味の無い方にはすみません🙏
2006年の3回目のアンコールワット への突撃、今回は職場の同僚が行きたいと言うのでお連れしたものです。
毎回のことですが、思いがけない出会いや思い出があった楽しい旅行記です👍
再々突撃!アンコールワット
アランヤプラテートへ
旅の三日目、目覚めてシャワーを浴びて、ゲストハウスの一階で朝食をとった。
昨夜はかなり飲んだこともあってふたりとも爆睡した。
僕より少しあとに一階に降りてきたI君に、「どうする?カオサントラベラーズロッジに行く?」と聞いてみた。
僕としては定宿だし、泊まっても良いし、I君が嫌ならやめても良い。
でも強引に予約してしまったからなぁ。
「泊まらなきゃダメですかね?どうも入り口にいたタンバリン野郎のバカ姿が気に入らないのですよね」
このI君は結構真面目な堅物的思考の持ち主で、普段でも与太者を嫌う言葉が端々に窺えるのだ。
ただ、無類の女好きという一面はあるが(笑)
結局、それじゃやめておこうということになった。
カオサントラベラーズロッジさん、ごめんなさい、今度行った時に謝りますね。
さて、そうなったら一刻も早くアンコールワットへ向かいたい。
僕はI君に今日中に国境の街・アランヤプラテートまで行こうと提案した。
バンコク中央駅のホアランポーンからアランヤプラテートへは一日二便普通列車が出ている。
発車時刻は午前六時前と午後一時過ぎ。
僕が最初にアンコールワットを訪れた時は、早朝の列車に乗ってほぼ予定通りお昼ごろアランヤプラテートに到着、そしてボーダーで日本人の大学生三人と知り合って、ピックアップトラックでドロドロになってシェムリアップに着いたのだった。(懐かしいなぁ、あの三人は今どうしているのかな)
その時の画像です、2001年の9月👇
ボーダーで知り合った静岡県立大の男性と関学の理恵ちゃん、右は若かりし吾輩(笑)、この時は楽しい旅になったね😅
I君は僕の提案に同意し、急ぎ出発準備に取り掛かった(といってもバックパックを整理するだけだが)。
スクンビット・オンヌットGHの杉山さんには「今からカンボジアに行きます。27日に戻りますから、その日と翌28日を予約したいのですが」とお願いした。
一時過ぎの列車に間に合うように出発。
BTSで5駅目のアソークで地下鉄に乗り換え、6駅目の終点がホアランポーン駅である。
BTSや地下鉄ができて、バスに頼っていた昔と比べるとバンコク市内の交通は大きく変わり、ずいぶんと便利になったものだ。
それにBTSも地下鉄も垢抜けていて清潔感があり、日本のターミナルよりも快適に思うくらいだ。
ただ、やはり運賃はバスに比べて高すぎる感は否めないが。
午後一時五分出発の列車は、終点のアランヤプラテートに午後五時半頃に着くという。(そんなに早く着くのかな?)
ともかくチケットを購入し、アランヤプラテート行きの相当くたびれた列車に乗り込んだ。
出発時刻が近かったので既に座席は埋まりつつあったが、幸いにも四人掛けの向かい合わせの席が二つ空いていた。
バックパックを網棚に押し込み、僕とI君は落ち着いた。
そして隣のシートにいたのがアイルランドからはるばるやってきたという、逞しき中年女性二人連れだったのだ。
つづく・・・