剃髪(ていはつ)
坊さんは何故髪を剃るのか、、、、。
という事を結構聞かれます。
御釈迦様(仏陀)が剃髪していた等、諸説御座いますが。
意味として、
「髪は煩悩の象徴」
というのが一番腑に落ちる説明じゃないかと思うのです。
煩悩と同じく髪は、何度も何度も生えてくる。
また、
髪は人によっては美しさや若さへの執着となり得ます。
そして髪に限らず体毛というものは、人によっては人間のセクシュアルな部分でのアイコニックな物でもあります。
神聖なる高野山に於いては、やはり「俗」の象徴であるものを断ち切る。
執着を無くす。
滅私奉公の決意でもあると思っています。
煩悩が息をして、二足歩行しているような私自身では御座いますが、、、、。
神聖なる高野山に上らせて頂く際には必ず、剃髪させて頂いております。
全ての我を捨てるのは、本当に難しい。
現在、奥の院への参拝場合は「正装(平服)」にて参拝する様、お達しが出ました。
神聖なる場では、やはり襟を正して、、、、。
時代は変わっていっていますが、やはり、神聖な場所では、出来る限りの礼を尽くす、、、。
それが日本人というものでは無いかと思うのです。
改めて、考えさせられる部分かなと思います、、、、。
さてさて、先日から高野山にお参りさせて頂いておりました。
今回の目的は
①受戒が終わった後に四度加行でお世話になりますお寺様へのご挨拶。
これがプライオリティー。
無事にご挨拶も済ませる事が出来、本当に良かったです。
多忙の中、お時間いただいたご住職様に感謝です。
ご挨拶が済んだら、、、、。
②旧正御影供(きゅうしょうみえく)
の見学
弘法大師が奥之院に御入定された旧暦の3月21日に執り行われるのがこの旧正御影供です。
日頃からご加護を頂戴していることに感謝し、お大師様に報恩の誠を捧げる法会になります。
師亡き後、
③新しく師となったご住職のお寺様へのご挨拶。
そして、、、。
④真義真言宗の総本山でもある、根来寺(ねごろじ)様へのご挨拶。
*バタバタしていて、全く写真撮影できませんでしたが、、、。
由緒ある、素晴らしいお寺様です。
根来寺の御下りは、優しい甘さのアンコを薄い皮で包み、カリカリにゴマ油で揚げた美味しい一品。
是非、いらっしゃった際は召し上がってください。
ここには日本で唯一の国宝指定の大塔があり。
戦国時代の火縄銃の弾痕があります。
根来衆(僧兵:最盛期は1万人とも)雑賀衆の鉄砲隊との関連もあり、戦国歴史好きにも是非、どうぞーなお寺様で御座います。
バタバタしてると、お昼の時間。
根来寺様にお教えいただきました高野山のかすうどんを頂戴しました。
かすうどんの河内屋
九州ではあんまり馴染みが無いかすうどんですが。
ホルモンも、うどんも、甘目のスープも、九州人大好きな味わいですよ。
そして今回の個人的なメインイベント。
⑤荒神社(立里荒神)へのお参り。
亡き師匠との約束、、、、。
やっと果たせました。
時間を最大限に有効活用。
今回も様々な方々に本当にお世話になりました。
今回、宿泊は宿坊ではなく、和歌山市内の昭和感強めのホテルで。
ホテル向かいのビル、、、、、、、。
夕食は現真言宗師匠とタイフード。(師匠おすすめ)
ここのタイ料理、、、、、。
めちゃくちゃめちゃくちゃウマカッタ。
全部ウマイ。
楽しい話は尽きず、、、、、。
2軒目のスナックは、男性のお客さん全員スキンヘッドという、、、、、、。
剃髪とは、、、、、、。
深く考えさせられます、、、、、。
古いものへのこだわり。
昔からある慣習へのこだわり。
伝統的な戒律、規律、、、、。
その結果、その文化やしきたり、伝統、慣習は時代の流れの中で消し去られてしまう事も。
悲しいところですが、こればっかりは致し方ない部分ですな。
10年でほとんどの会社や事業がつぶれてしまう様に、、、、。
普遍の物は、宇宙に存在しない。
儒教の様にいずれ廃れ、無くなってしまう事も考えなければいけない。
日本各地の伝統行事、祭りごと、教え、、、、。
神道、仏教、、、、、。
人々の大きな関心事ではなくなってきているという事でしょうなぁ。
難しいところですなぁ。
そげなこげなで、、、、、。

















