京都で大好きなピアニストのガジェヴさんのコンサートがあったので聴いてきました♪


大阪フィルとの共演でスクリャービンのピアノコンチェルトを弾かれたのですが、この曲は以前に海外でラジオ放送されたのをネットで聴き、めちゃくちゃ良い曲だと思ったの+ガジェヴさんにめちゃくちゃ合っていると思ったので、生演奏をずっと聴いてみたいと思っていました。


ピアノはショパンコンクールで使用したシゲルカワイだったようで、以前ラジオで聴いた時より更に内相的に聴こえました。

ガジェヴさんの演奏は、すごく外に向かっていると思う時と内に向かっていると思う時があり、どちらも大好きなのですが、今日はかなり内寄りな感じがしました。

正直なところ、私の座った席が前すぎたからかもしれませんが、ピアノの音がオーケストラに隠れてしまう時が多かったので「スタインウェイだったらどう聴こえたかな?」など考えましたが、聴き進むにつれて今ガジェヴさんが表現したい世界観が観客席にも伝わってきて、観客もみんなすごく耳を研ぎ澄まして聴いていたんじゃないかと思いました。なんか今日は音というより空気の振動を聴いているような感覚でした。


うーん、やっぱりガジェヴさん好きですね!

今日はミスがちょっと多かったのでハラハラしましたが、それとは関係なしにそれぞれの瞬間における煌めきが印象に残ります。音が綺麗だからとも言えるのですが、音だけでなく会場の空気も浄化していないか?といつも思うのですが、それはファンの贔屓目なのでしょうか(笑)


また再来週に大阪でリサイタル聴きますが、色んな作曲家の曲を聴くことができるので、また新しい発見がありそうで楽しみです!