【第39話】 強敵!! 子牛ドラゴン | 子牛ぺろり倶楽部

【第39話】 強敵!! 子牛ドラゴン



ここのところ双子は馬が合わないのか、ケンカばかりしています。


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「もう、ケンカばかりしてないで行くよ!」

ボクは双子をつまみ上げ、ふたこぶラクダ号の背中へ押し戻していると、
とまちゃんがやってきて「ここから先は子牛ドラゴンがいるから
みんなこの『ぼしぼっし』の中に入って」とカバンのような物を手渡されました。


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「これ買い物カバンにしか見えないんだけど」と言うと、
とまちゃんは少し怒ったような口調で、「違うよっ ぼしぼっしだよ!」と言うのでした。
ぼしぼっしがなんなのかは知りませんが、ボクたちはとまちゃんの言う通り、
ぼしぼっしに入って子牛ドラゴンがいるという草原へ向いました。


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しかしドラゴンと言えば恐ろしい生き物。
こんな買い物カバンみたいなもので大丈夫なのかと、ちょっぴり不安になります。


「見えて来たよ~」


とまちゃんが子牛ドラゴンを発見したようです。
ボクはおっかなびっくり辺りを見回しましたが、
それらしき生き物は見あたりません。
首をかしげて不思議に思っていると、突然ぼしぼっしが「熱っ!」と叫びました。
身を乗り出して足元を見てみると、なにやら黒ぶちの小さな生き物が火を噴いていました。


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ボクはそのあまりの小ささに油断して思わず手にとってみようとしたところ、
ゴォ~っと火を吐きかけられてしまいました。
それが思いのほか強力なので、ぼしぼっしは燃えたりしないのかと心配になり、
とまちゃんに尋ねてみると、「燃えにくい素材で出来てるから大丈夫だよ」とのことでした…


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そしてよく見ていると子牛ドラゴンは動くものに対して面白がって火を噴いているだけのようで、
襲う気はないらしく、ボクたちはぼしぼっしのおかげで火傷することもなく無事、
子牛ドラゴンの草原を通過して行くことが出来ました。


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