【第38話】 習性
気にしないようにすればするほど気になってしまうのですが、
ふたこぶラクダ号の背中はいったいどうなっているのでしょうか?
あれほど元気だった双子がおとなしくしているのも納得出来ないし、
それ以前に背中に引っ付いていること自体が謎です。

矢も盾もたまらず、ボクは双子の上の子を引っ張ってみることにしました。
すると意外にもポコンッという音と共に、簡単に取ることが出来ました。

取れてみて初めてわかったのですが、なんとふたこぶラクダ号の背中には
子どものこぶが丁度収まるくらいのヘコミが出来ていました。
念のため下の子も引っ張ってみると、やはりヘコミがありました。
こんな背中を見たのは、生まれて初めてです。

背中から剥がされた双子はまるで糸の切れた凧のように、
辺りをちょろちょろと走り回り始めました。

そして自分のこぶがぴったり収まりそうなへこみを見つけると、
サッとこぶを収めて落ち着くのでした。

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