【第32話】 パカシュンマン | 子牛ぺろり倶楽部

【第32話】 パカシュンマン



「うわ~ なんだこれ~?」

102-1

昨日雨に濡れたせいか、朝目が覚めるとボクたちは『おだんご風邪』を引いていました。
おだんごはホカホカでとても美味しそうな匂いがしてきますが、
触ると痛いので食べる訳にもいかず、もうぐったりです。

そんな時、おだんごの匂いにつられてか、一匹のパカシュンマンがやってきました。

102-2

パカシュンマンといえば格闘技好きの虫、格闘技好きの虫といえば
パカシュンマンというくらいで、いきなりボクの足にローキックをしてきました。

102-3

ちっちゃいけれど結構パワーがあります。
特に体の悪いところを狙って蹴ってくるのでたちが悪いです。
ボクは必死になって払いのけていましたが一瞬の隙を突かれ、
頭のおだんごに蹴りがバシッとヒットしました!

するとおだんごはどこか遠くへ飛んでいきました…

102-4

呆気にとられていると、すかさずもう片方のおだんごにも蹴りがヒットし、
おだんごが跡形も無く消え去ったかと思うと、同時におだんご風邪も
治ってしまいました!!

102-5

調子に乗ったパカシュンマンは、ミルカボちゃんとふたこぶラクダ号のおだんごも
蹴り飛ばしていきます。

102-6

なんだか酷い目に遭った気分ですが、結果的に見ればおだんご風邪が治ったので良しとしましょう。
しかしパカシュンマンは陰でまだエキサイトしているようです。

102-7

いったい何をやっているのだろうと思い覗き込んでみると、
一生懸命ふたこぶラクダ号のこぶを蹴っていました…

102-8

ボクはビックリしてパカシュンマンを摘まみ上げ、
ここは大事な場所だから蹴っちゃダメだよと教えてあげました。

そしておだんご風邪を治してくれてありがとう、とみんなでお礼を言いました。

102-9



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