【第30話】 パンの実VSふたこぶラクダ号
ボクたちは今、パンの実を焼いています。

結構大きいので火の通りが悪いですが、地道に焼いていけばいつかは焼き上がります。
ほら、焼けてきた!

こうなると後は一気に膨らんでいきます。

これを見てふたこぶラクダ号は、膨らむのは自分の専売特許だといわんばかりに
自分のこぶを膨らまし始めました。

そんなに張り合わなくてもいいのに。
これじゃどっちがパンだか分からないよ…

ボクはぶつぶつ言いながら、ふたこぶラクダ号のこぶの上でパンを食べる事にしました。

なかなか美味です。ミルカボちゃんもお気に召したのかニコニコしながら食べています。
が、急に顔色が変わり「うしろ、うしろ」と言いだしました。
なんだろうと思い振り返ってみると、なんとふたこぶラクダ号が自分のこぶを登ってきていました。

そしてボクの側にちょこんと座り、パンをもぐもぐ食べ始めました。

「ええ~どうなってるの~?」
気になってしょうがないですが、ここはグッと我慢です。
だって怖いんだもん。
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