【第15話】 しましま道路
ここから先は一本道。
行く手に見えるはしましま道路。

「みんなしましまを踏んじゃダメだよ。体がしましまになるから!」
ボクはそう言うと、しましまを一つずつ丁寧にまたいで通過していきました。
ミルカボちゃんはすごいジャンプ力で一気に飛び越えました。
ふたこぶラクダ号はというと、よける気ゼロです。普通にしましまの上を歩いて行きました。
そして渡り終えた頃には案の定、体がしましまになっています…

「ほら言わんこっちゃない!」
ボクはぶつぶつと文句をいいながらふたこぶラクダ号の体に付いているしましまを
力一杯ひっぱりました。

「やった、一本取れた。」
その後も脳しんとうをおこしそうな勢いでしましまを剥がしていき、
陽が傾きかけた頃、やっと全部を剥がし終えました。

「あれ? この剥がしたしましま、なんだかふたこぶラクダ号に見えるよ。」
そう思って辺りを見渡すと、なんだかキリンぽいしましまや、
ゾウやライオンみたいなしましまもあります。見渡せば他にもたくさんありました。
みんな意外としましまを踏んでいるようです。

ボクはミルカボちゃんと、しましまの動物が何かを当てっこしながら
その地を通過していきました。
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