M・A展「マリー・アントワネットと子どもたち」 | - ライフメソッドアドバイザー 山下純子 Times -

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潜在意識の活性化で健康・人間関係・仕事・経済が大きく拓けます。

 

最終日2月26日 ご予約可能。

2月25日 12時スタートでご予約可能。

 

 

六本木森美術館

2016年10月25日~2017年2月26日迄。

 

マリー・アントワネット展 (M・A展)

http://www.ntv.co.jp/marie/

 

「マリー・アントワネットと子どもたち」

タピスリー

羊毛 絹

282×210㎝

 

image

 

大きな大きなタピスリーです。

丈は約3Mあります。

 

このタピスリーは

マリー・アントワネット展の展示品の最後にあります。

フランス革命が起こり、幽閉され、亡命に失敗し、子どもたちとも引き離され、

辛い手紙が展示してあり、王と王妃は処刑され、

断頭台に上る時に履いていたであろう靴があり、

そして展示の最後にくるのがタピスリーです。

 

特別展を鑑賞なさった方々も

最後のこの作品の前では涙を流される方も多いです。

例え、タピスリーの中でさえも

王妃と子どもたちが寄り添って幸せにしている姿を観て心が緩みます。

「良かったね、良かったね、タピスリーの中でだけでも

ママにうんとうんと甘えるんだよ。」と、私もいつも心の中で言います。

このタピスリーは生涯私の心に残る作品です。

 

この作品は王政復古期に

革命によって処刑された王妃の人気が高まり制作された作品です。

王妃と王妃関連の人々を30枚ほど描き続けた

ヴィジェ・ル・ブランの絵画の完全なる複製です。

それはもう見事な作品ですよ。

1822年に制作されたものです。

 

末子のルイ・シャルルをひざに抱く幸せな妃を中心に

長女のマリー・テレーズが母に身体をすり寄せて甘え、

長子のルイ・ジョセフは誰もいないゆりかごのカーテンを開けています。

空のゆりかごの中にはわずか11カ月でこの世を去ったソフィー・エレーヌが眠ります。

ルイ・ジョセフはゆりかごの中の妹に

「ほら、お外が見える?ごらんよ。」と言わんばかりです。

それとも

「みんな、見える?僕の妹なんだよ。可愛いでしょう?」

と、彼は私たち鑑賞者に妹を自慢しているのかもしれませんね。

ソフィー・エレーヌは、この原画の製作中に亡くなったとみられています。

 

私はマリー・アントワネット展に

クライアントを20組以上、約30名様をご案内していますが

この最後のタピスリーの作品が一番心に残ったと仰る方も多いです。

心打たれますよ、この作品には。

 

マリー・アントワネット展は

本日を含め、残り3日となりました。

お時間ございます方は、是非、東京六本木まで足をお運びになられて

幸せな妃と子どもたちにお会いになられてみて下さいね。

 

 

それでは、又、

明日のマリー・アントワネット展ブログでお目に掛かりましょう。

 

私の解説付きで特別展をご覧になられたい方は

お早めに御申し込み下さいね。

2月26日迄です。

 

 

ライフメソッドアドバイザー 山下純子

 

旗 「マリー・アントワネット展」鑑賞付き個人セッション  

  (2016年10月25日~2017年2月26日迄)

  *お二人様コースあります。