↑ドラマに登場した小道具の数々。





前夜のラストのディーンさんのタップダンスは、ナニカ哀しみがにじんでましたな。






↑女性人気の高いディーンさんのデスク。










そんなわけでいきなりですが、ジュリアーノ・ジェンマ『欲情の島』(1969年/伊/ 95分)という作品がありまして…












つまらない失敗作だということだけ、活字を通して、50年くらい前から知っていたんです。






それをついこの前。YouTube字幕なしで見たら、そんなことなかったんですよ。






↑ジュリアーノ・ジェンマ(1938年~2013年)。ローズマリー・デクスター(1944年~2010年)。




ただジェンマには似合わない、心理サスペンスドラマ。





隠れスポットふうの島で、二組の男女が出会う。



一組が、スウェーデンの名優二人が演じる、歳の離れた夫婦↓






グンナール・ビョルソストランド(1909年~1986年)。






ビビ・アンデショーン(1935年~2019年)。





もう一組の若いバカップルが、われらのジェンマローズマリー・デクスター。














歳の差夫婦の奥さんは、事故死した恋人が忘れられず、それを旦那が知ってんのよ。


それで旦那が、奥さんにヘンに気を遣い、バカップルに近づき、親しくなるんです。





元気のなかった奥さんも、しだいに明るくなるんだけど…


旦那が、若いジェンマに嫉妬し始め、ついには殺意を抱くようになるという展開。




ちょっともったいつけたような作品で、それが逆に字幕なしでも楽しめましたね。




歳の差夫婦が主人公で、ジェンマらは木偶の坊みたいでしたが、ローズマリー・デクスターはきれいだ。








あまり作品には恵まれなかったみたいですが、1964年イタリア版『ロミオとジュリエット』でヒロインを演じたみたいです。







1973年邦画作品にも出たり、1975年「PLAYBOY(Italy)」では大胆なヌードを披露。





ジェンマにとっては失敗作でも、それなりに雰囲気のある作品ね。


自分の目で確かめるのが、なんでもいちばんなんでしょう。




しかし、こんな「文字」が、この目に飛び込んできたら…







北千住西口にある「美富士」に再び。





やっぱカツ丼を頼みますよ。



じゃあ、つぎにやってきたおじさんも「カツ丼。ご飯少なめで」



そのつぎのおじさんは「カツ丼、大盛」



やっぱこうなるよね、と思ってたら、あらたなおじさんがきて「カツ丼。ご飯半分で」




ヘルシーなカツ丼好きの登場。




さすがにもうこないだろうな、とカツ丼を掻き込んでたら、きましたよ、おじさんが!



「本日のおすすめ、カツ丼」





もう笑うより、感心しました。


わたし入れて計五人

みんなカツ丼。

それもすべて注文の仕方や、調理内容のちがったカツ丼。

そんなひと味もふた味もちがう、人騒がせなカツ丼がコレだ。








う~ん。じつにふつうにおいしかった。

では😁