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PEROの映画狂人日記

町山智浩様を神と崇め、ライムスター宇多丸先生を師とするサブカル重症腐女子がヒマつぶしで見ていた映画の数が年に200本を超えて来たので、
これだけ見てるゾという自慢と自己顕示欲を満足させる為だけの映画日記ですがよかったら暇つぶしに。


浅草キッドの水道橋博士の「たかじんNOマネー」降板騒動を受けて思う事があったので、サシャ・バロン・コーエンについて書きます。
Twitterで見たら水道橋博士はお笑い芸人が政治的な発言をするのを最初は悩んでいたそうですが、サシャ・バロン・コーエンの「ボラット」を見て考えが変わったと言っています。



その、「ボラット」はカザフスタンから来た国営テレビクルーが政府の名を受けてアメリカの政治や文化を取材して行く…というのは建前で実はボラットがカザフスタン出身なんて言うのは真っ赤なウソ。カザフスタンの文化や歴史考証もめちゃくちゃ(ユダヤ人に対する差別意識や、女性蔑視など)。
彼はボラットは文化の違いをいい事にアメリカ人の心の底にある他国なんてどーだっていいという気持ちや、キリスト教以外原理主義的な一面を下ネタの合間に見せて行く。

サシャ・バロン・コーエンの映画では街の人々も政治家もセレブリティもみんな平等にバカにされ悪意をむき出しにさせられる。だって人間が一番面白いから。
水道橋博士の「芸人春秋」も人間を面白がった本だ。
博士は何をしている時も芸人として何が面白いかを考えていると思う、テレビだったらなおさら。
私は今回の映像を見て熱く持論を語る橋下さんに博士が笑いでかわすという妙技を見た。
久しぶりにテレビが面白かった。




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マンハッタンの一等地に建つ超高級マンション「ザ・タワー」。
そこのペントハウスに住む大富豪のショウがある日、金融詐欺で逮捕されることから物語が始まる。
主役はショウではなくベン・スティラー演じる「ザ・タワー」で働くマネジャー、ジョッシュやドアマン、エレベーターボーイ、ハウスメイドなど労働者たち。
彼らは自分たちが働いて貯めた年金信託をショウに預けていたのだ。
奪われた自分たちの財産を奪い返す為にショウの隠し財産があるペントハウスに素人の彼らが乗り込み盗み出す計画を立てるというクライムコメディ。
映画としてもちろんよく出来ている以上に、この映画はサブプライムローンで住宅を失った人達が自分の財産を取り戻す物語に置き換えられる。
彼らは銀行を信じてローンで家を買った。
そのローンが危険な金融商品にされ投資家達に投資の材料にされている事など知らずに。
そしてバブルは弾け、銀行を信じた普通の人々は家を失った。
投資家達は誰も捕まらなかった。逆に彼らはアメリカの99%の富を手に入れていた。
この映画はそんな投資家達に仕返しする物語。
現実で出来なくても映画でやってくれた。
でもそれでスッキリしないでまだまだ戦い続けなければ行けないというストレートなメッセージを伝えたいという気持ちを伝えたいのかは分からないが、この映画に出ているエディ・マーフィはいつもより無口だ。


この10日間に見た映画
「俺たちニュースキャスター」DVD

「ドラッグストア・カウボーイ」DVD
「アニマルハウス」DVD
「ヤバい経済学」DVD
「真夜中のカウボーイ」DVD
「大人は判ってくれない」DVD
「独裁者」DVD
「エイリアン ディレクターズカット版」
「エイリアン2」DVD
「エイリアン3」DVD
「バス174」DVD
「未来を写した子どもたち」DVD
「ローマでアモーレ」
「グッドナイト&グッドラック」
「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」
「ビデオドローム」DVD

書いて気付いたけど見過ぎ…
一言でまとめるなら、前半はニューシネマ、カウボーイ縛りでそれに疲れてエイリアンで息抜きして元気になったところでブラジル、インドの最底辺で生きる子ども達のガツンと重いドキュメンタリー見てまたウディ・アレンで息抜きして、本命のゴズ様へって流れかしら。




デレク・シアンフランス監督、ライアン・ゴズリング主演の「ブルー・バレンタイン」コンビ再びで否が応でも期待していた「プレイス・ビヨンド・ザ・パインツ」。ただ、町山さんがたまむすびで後半は失速すると言っていたのを先に聞いていたので覚悟して行ったらそこそこ楽しめた。後半の失速感は否めな無いけれど前半のゴズ様がかっこ良すぎる!!その落差が最後まで埋められないのが後半のダレ感の原因な気が…。ゴズ様は出てるだけで回りの雰囲気が変わる一流俳優になっちゃって、もう手が届かないなぁと少し淋しい気持ちになりました。




インドの売春窟で生きる子どもたちのドキュメンタリー「未来を写した子どもたち」。一人の女性写真家ザナ・ブリスキが売春窟の子どもたちに写真教室を開く事から始まる、子どもたちの未来を変える物語。彼女も最初は自分のやっている事が彼らを売春窟から救う事に繋がるとは思っていなかったけれど、自分の教室の子たちを救いたい気持ちがだんだんと大きなプロジェクトになって行く様子は、誰でも一歩ふみ出せば誰かを救えるんだという強いメッセージとなって心に残る。
内容は全然違うけれど見た後に「ミリキタニの猫」を見た時と同じような気持ちになった。優しい映画です。



最後に「独裁者」からチャップリンの有名すぎる演説を。
この映画が色あせない理由は、人間の本質が時代が変わっても、俗悪で、欲望深く、愚かで、無知だけれど人は幸福を求め優しいく誰かを救いたいと思っている事も変わらないからだと思う。




それでは今日はこの辺でさよなら、さよなら、さよなら。





朝起きて今週末はどの映画を見ようかなとネットをチェックしていたら、なんと「エイリアン ディレクターズカット版」が六本木ヒルズでやっているのを見つけていそいそとぼんくら仲間と行って来ました。
実は「エイリアン」は金曜ロードショーとかで流し見しかしていなかったのでストーリーは知っているけれど中身はスカスカ状態。「プロメテウス」は映画館で見ていたけれど、「エイリアン」本編は映画館では初見。
どうだったって?
宇宙船の作り込み、有機的なギーガーのデザイン、いやーーーーーーーーーーー最高!!
一緒に行った男友達は公開当時リプリーの小さいパンツにアメリカを感じて萠えたって言ってたなぁ。あたしゃ女だけど、わかるわぁ。半ケツだもんシガニー・ウィーバー。しかも半ケツで油断させといてドーーーーンだもん、にくい演出だわ。
科学が進歩しちゃってこの宇宙船とかはもう古いんだけど、断然コッチの方がかっこいい。「月に囚われた男」でコレ系の宇宙船をわざわざ作った監督ダンカン・ジョーンズはその辺本当によく分かってる(ただオタクなだけって話も…でも好きよ)。
いやーホント初めて見るみたいにドキドキ、びくびくさせてもらいました。
おかげで今日からエイリアンDVDマラソンです…

イイ映画はやっぱり映画館で見るのが一番。
目黒シネマあたりで月イチで名作映画レイトショーやってくれないかなぁ~
「ジャンゴ」やる時にマカロニウェスタンオールナイトとか…
これ言い始めると長くなるので
今日はこの辺でさよなら、さよなら、さよなら~




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大尊敬して神と崇めている町山智浩様の新刊「本当はこんな歌」を読んでいる。けれど、なかなか読み進まない…
理由は音楽に疎過ぎて、有名な曲でもどんな曲か分からなくてYouTubeで検索して音楽を聴きながら読んでいるから。
でもおかげで知っていた曲も、知らなかった曲も聞けてPVまで見れるし。でもPVが良過ぎてまた時間かかる…幸福な悪夢ってこういうことだわ。

その中でもお気に入りのPVを。
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンの「スリープ・ナウ・イン・ザ・ファイヤー」。
NYのウォール街の証券取引場の前でやったゲリラライブをマイケル・ムーアが監督してPVにした作品。コレが凄いのは今NYでやっているウォール街を占拠せよ運動の14年前にやっているところ!パンクだねぇ。



本当はこんな歌/アスキー・メディアワークス
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