●2019年11月1日 英語民間試験 延期報道 (東洋経済オンライン)
◎追加情報 2018年6月12日 国立大学協会公表(PDF)
大学入学共通テストの枠組みにおける英語認定試験及び記述式問題(国語)の活用に当たっての参考例等について
大学入学共通テストの枠組みにおける英語認定試験及び記述式問題(国語)の活用に当たっての参考例等について
●東京大学の4月27日発表
2018年4月27日、東京大学が、WEBに
「東京大学の入学者選抜に関する考え方について-平成32年度(平成33年度入学者選抜)以降における入学者選抜方法の検討について-」
を掲載しました。
2018年4月27日、東京大学が、WEBに
「東京大学の入学者選抜に関する考え方について-平成32年度(平成33年度入学者選抜)以降における入学者選抜方法の検討について-」
を掲載しました。
2020年度から始まる「大学入学共通テスト」で導入される、英語民間試験については、当ブログでも動向を随時お知らせしています。
これまでの記事は、下のインデックスで、チェックしてください。
これまでの記事は、下のインデックスで、チェックしてください。
https://ameblo.jp/pernas/entry-12368854928.html
28日の読売新聞朝刊30面には、「東大 英語民間試験活用へ」という見出しで掲載されていました。
ただ、その「活用」なんですが、上記HPの文章を要約すると、
・国立大学協会の指針にそった形での、入試への活用方法を検討する
ということです。
ただ、その「活用」なんですが、上記HPの文章を要約すると、
・国立大学協会の指針にそった形での、入試への活用方法を検討する
ということです。
1)国立大学受験生は、2020年度~2023年度 まで、マークシート方式と英語民間試験の両方を受験する
→これだと、「東大受験生も英語民間試験を受験する必要がある」ということですね
2)英語民間試験の扱いは、各大学・学部が、
2-1)一定水準以上の成績を出願資格にする
2-2)マークシート式試験の成績に加点
2-3)上記2-1,2-2の併用
2-1)一定水準以上の成績を出願資格にする
2-2)マークシート式試験の成績に加点
2-3)上記2-1,2-2の併用
のどれかを選ぶ。
→ここで、2-1)の足切り法を選べば、「英語民間試験の成績は(あくまで、”出願資格”なので)、加点しないでよい」ということになります。
つまり、これまでのような、「合否判定自体は、1次(センター試験)・2次(独自試験)の合計点」方式と、実質同じになるわけです。
もともと一般入試で、足切制度がある国立大学 ↓ や、
https://resemom.jp/article/2018/02/08/42785.html
一次(センター)試験が基準点を超えれば、合否判定は2次(個別)試験のみで行う、東工大(前期)などは、 2-1)を選ぶ可能性があると思います。
https://resemom.jp/article/2018/02/08/42785.html
一次(センター)試験が基準点を超えれば、合否判定は2次(個別)試験のみで行う、東工大(前期)などは、 2-1)を選ぶ可能性があると思います。
●首都大学東京は、「学士入学」について、すでに「出願資格」を公表
首都大学東京(以下、首都大)は、
すでに学士の学位をもっている人を対象にした3年次編入入試
について、平成 31 年度から、下表のように、英検2級以上ほか民間試験(英検以外は、過去2年以内のスコア)を「出願資格」にすると公表しています(昨年11月)。↓
すでに、学位をもっている=4年制大学を卒業している レベルで、出願基準が「英検2級相当以上」ということなので、仮に、首都大が「学部一般入試」でも、英語民間試験を「出願資格」にする場合でも、足切りラインは「英検2級以下」(学士入学者より、ハイレベルにはしない)になるはずです。
なお、首都大は公立大学なので、国立大学協会には加盟していません。
そして、公立大学協会の、英語民間試験についてのコメント(2017年12月)は
なお、首都大は公立大学なので、国立大学協会には加盟していません。
そして、公立大学協会の、英語民間試験についてのコメント(2017年12月)は
http://www.kodaikyo.org/wp/wp-content/uploads/2017/11/171205_e_test.pdf
・あくまでも、各大学の判断による
・(が…、 括弧内は筆者の注)英語試験 は共通テストと英語民間試験 双方を利用することがのぞましい
です。
各国立大学については、6月に予定されている国立大学協会の総会後には、動きがあると思います。
モグラ叩きのように、目立った動きがあれば、その都度、記事にしていくという形になります。
◎6月3日 追加情報
東京外国語大学(以下、東京外大)が、大学英語入試関係者向けに「英語スピーキング・テスト説明会」を開催しました。
新テストとは、直接関係ありませんが、大学入試に利用可能な、英語スピーキング・テスト「BCT-S / British Council-TUFS Speaking test for Japanese Universities」を、東京外大とBritish Councilとで、共同開発したものです。
東京外大の入試--2019年4月設置予定の国際日本学部の一般入試(前期日程試験)で実際に使用し、さらに、全学の入試での利用や、他大学(国立大学 2次試験等)の利用も想定しているようです。 ↓
東京外大の入試--2019年4月設置予定の国際日本学部の一般入試(前期日程試験)で実際に使用し、さらに、全学の入試での利用や、他大学(国立大学 2次試験等)の利用も想定しているようです。 ↓
BGM 鈴木康博:作曲 オフコース・「一億の夜を越えて」
トップ画像提供 Pixabay
トップ画像提供 Pixabay

