今年もあとわずか

今は蕎麦打ちや餅つきをする家は少なくなり、年末の光景を見ることもなくなりました



我が家は、祖父が元気な時は餅つきが恒例で母は手返しや蕎麦打ちもしていたので今となっては貴重な体験



父が餅つきを受け継いだのですが、元々好きではないことや周囲の味が違うと言う酷評にいつしかやらなくなり、、杵や臼も寄付してしまいました



全く同じ材料や手順でも人が変わると質が変わる



これは料理に限らずどの世界でもあること



最初から熟練の技と同じことをするのは難しいけど、精神の状態が大きく上達や仕上がりに差がでるようには感じます


お餅が美味しくならなかったのは父だけの問題ではなく、周りで酷評したわたしたちにも原因があったと今では気づけますが、当時はそんなこと思いもしてなかった



人も肉体と言う器を持ち生きる道を歩みますが、質はそれぞれ



お餅の味がつき手によって異なるように、人も肉体を持ち生き始めたら他の手が加わりますからみんな違って当たり前だと思います



環境や思考が餅つきのつき手



人は感情を持つので、傷つけたり痛めたり、傷つけられたりし痛みが生じ、他の性質を植え付けられ、優しさからかけ離れればかけ離れるほど性質が変化します



それは性質を戻す方法を知らないから起こることで、方法がわかれば対処できることも増えていき精神性が安定するのだと思います



もっと個の違いを尊重できる場が広がっていけば、生きにくさを感じる人も減るじゃないかなと感じた年の瀬です



人は創造する生き物



創造って何か作品を生み出したりするだけではなく、自分を生きやすくする道を創造することだと思います



自分なりの暮らしが出来たら、それはもう素晴らしい創造



誰もが創造主



創造って、何だかすごいことしないといけないイメージを持ちがちだけど、身近に転がってるしあわせを感じられることが創造だと思います





自分を創造する第一歩は素直になること




今辛い思いがあるのなら、自分を閉じている鍵を開け肉体のあなたと魂のあなたを結ぶこと


しあわせは魂が喜ぶことだと感じています






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