sofwave(ソフウェーブ) 論文紹介4 | 美容皮膚科医の日常ーペルラクリニック神宮前院長 本田淳

美容皮膚科医の日常ーペルラクリニック神宮前院長 本田淳

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以下本文となります。

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ソフウェーブの論文をご紹介します。

 

 

Efficacy and Safety of High-Intensity, High-Frequency, Parallel Ultrasound Beams for Fine Lines and Wrinkles

 

 

 

2021年の論文です。

 

 

  • 以下、簡単な要約となります。

 

 

背景

  • 超音波エネルギーは、しわを対象としたリジュビネーション治療で使用されてきた。高強度の超音波は真皮に熱損傷を起こし、組織の凝固、リモデリングを誘導する。

目的

  • 本研究では、顔や首のしわを改善するため、高強度・メガヘルツ帯・並列超音波ビームを使用した新しい超音波デバイス(ソフウェーブ)の安全性と有効性を検証する。

方法

  • 60名の被験者を選定し、前向き、多施設臨床研究を実施した。

結果

  • 58名の被験者が研究を完遂した。平均年齢は58歳で、87.9%が女性であった。被験者の皮膚タイプはFitzpatrick skin typeI~VIを網羅した。

    12週後のフォローアップ時とベースラインを比較したところ、盲検化されたレヴュアー2名が治療前後の写真を78%の一致率で特定した。
    また、被験者の86%がFitzpatrick しわ・弾性線維症スケール(Fitzpatrick Wrinkle and Elastosis Scale)で1~3ポイントの改善を示し、治療者の審美的改善スコア(GAIS)では、88%が改善と判定された。
    自己評価では、72%の被験者が改善を実感した。
    当該デバイス関連の有害事象は一切報告されなかった。

結論

  • 高強度・メガヘルツ帯・並列超音波ビームテクノロジーを搭載した新しい超音波装置(ソフウェーブ)は、顔と首のしわ等を安全に改善する有効な治療法であることが示された。

 

 
以上となります。
 
 
 
 
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