ウルセラ タッチアップ | 美容皮膚科医の日常ーペルラクリニック神宮前院長 本田淳

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ペルラクリニック神宮前院長
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ウルセラは、サーマクールとは組織に対する加熱様式が異なり、平たく言うと皮膚~筋肉に対する負担のかかり方が異なるので、本治療3か月後あたりでタッチアップ・追加治療が可能です。(サーマクールは少なくとも半年あけることが推奨されていますが、治療強度と相関しているという話ではありません)

厳密に「〇か月後」と決まっているわけではありませんが、治療の背景理論と効果の現出する時期から、3か月後が妥当ではないかと考えられています。

もちろん、個人差も現実にありますし、当院の場合、ショット数が通常の日本プロトコルより多いので、追加治療を時々繰り返すだけでも満足されることもあります。

しかし、本治療から1年程経過すると、さすがに追加治療のごとき低ショット数では(たとえ定期的に継続していても)厳しくなり、ウルセラ本来の効果が得られにくくなりますので、通常の治療をお薦めしています。

また、あたりまえですが、「他院で数か月前に受けたのだが、タッチアップをそちらでやって欲しい」というのもお受けできません。タッチアップというのは、治療の継続性(以前にどのような治療を行っているか、完全に把握している)がなければ意義がないのです。そこはご理解ください。