長く生き残る技術もあれば(光治療器やサーマクールなど)、1年を待たずして消えてゆく技術もあります。
そもそも、日本に入ってくる技術・製品は、世界中で製品化されているものの中のごく一部です。
目利きの?販売代理店が見つけてきたものや、たまたま優れた技術を見出したドクターが代理店に扱うよう要請する場合もあります。
力のある販売代理店やメーカーは(近年、日本支社が増えている)、機器名ブランディング戦略をとり、キードクターなどと呼ばれる医師と共に機器の広報を行い、治療トレンドを作り出します。
基本的に、多くのドクターが検証、追試した治療は、精度も安全性も高く信頼に足る場合が多いと言えます。
しかし、言うまでもなくそれを運用する人の「性能」により効果・効能は大きく変わります。
スタッフに丸投げというのは論外ですが、どの程度のリサーチマインドを持って治療を行っているか、その姿勢が問われます。
論文や学会発表も重要かもしれませんが、それは本質ではありません。
センスであり、そのセンスを醸成するに欠かせない真摯さと謙虚さを持ち合わせているかだと思います。
結論として、機器名と費用だけでクリニック選ぶをするのではなく、そのドクターに会って、人となりを感じることが最重要事項だと思います。
機器が同じなら、結果が同じというわけではないのです。
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