医師によっては、
「医療機器とはいえ、こんな施術はエステと一緒」
という認識の人がいます。
要は、勉強不足かつ認識不足なのです。
出力が大きいから美容機器とは違って使い方を
誤ると危険・・・というレベルの話ではなく、
それなりに切れ味がいい機器なのですから、
医師が施術にも深くかかわり、きちんと結果を
出せるよう常に試行錯誤しなければならないのです。
妙にプライドだけが高いからか、収益だけを考えているからか、
院内のスタッフエステティシャンに丸投げして、
一切関わらないようにしている医師も多いと聞きます。
このようなやり方であれば、医師の人件費がかかりませんので、
治療費は安価にすることができますが、エステと何ら変わらなく
なります。
下手をすれば、キャビテーション、RF、冷却、EMS
ハンドテクニックなどを駆使して、徹底的に研究
している一部のエステの方が、結果を出してしまう
という逆転現象が起きてしまいかねません。
毎回来院時に医師が診察しない施設など、
医療痩身を語る資格などないのです。

メルマガ「美容皮膚科医☆本田淳の思考」
美容・ビューティー ブログランキングへ