自分がやりたいことが市場のニーズに合うことは、そもそもない想像力をも駆使して様々なリサーチをしていく中で、自分のやりたいことでは食べていけないのではないか、と不安になる。実際、ほとんどすべてと言ってよいくらい、自分のやりたいことと市場がマッチすることはない。しかし、リサーチの結果を俯瞰しているうちに、ふっと異質な「ひらめき」が生じることがある。創造の瞬間と言ってもいい。そして、この「ひらめき」は自分の感性を信じた者・好きなことを捨てなかった者のみに与えられるのが通例だ。