日本人はリスクをとることを恐れすぎる、という文言をよく見受ける。
文化や価値観の違いなので、良い悪いの問題ではないが、リスクを恐れることが閉塞感につながっているという事実は認めざるをえないだろう。
わかりやすく、「成功の数を増やすことに執着するのではなく、失敗を含めたトータルの数を増やすことが重要だ」という人もいる。
チャレンジの数を増やせということだ。
赤ちゃんは、1回も転ぶことなく、立ち上がり、歩けるようになるわけではない。
まったく転ばずに、自転車に乗れるようになったという人を、見たことも聞いたこともない。
チャレンジの結果、その時は失敗したとしても、決して恥ではない。
失敗した後、再起しないこと、そもそもチャレンジしないことは、誰も責めないかもしれないが、本人は恥だとわかっているはずだ。